PICTURE DIARY 0312TU2019
絵の新しい試み。まず一枚。描き上げたばかりの今はまだ何とも位置が定まらず、善し悪しもない。BEAMS社取引先懇親会。表された感謝。氣持を受け笑顔を携え辞する。
絵の新しい試み。まず一枚。描き上げたばかりの今はまだ何とも位置が定まらず、善し悪しもない。BEAMS社取引先懇親会。表された感謝。氣持を受け笑顔を携え辞する。
具象から抽象へ。黒から白へ。暗から明へ。すべてその間にある。美術に限らず。匂い。
キャンバス下地塗を仕上る。腕馴らしに幾枚かのスケッチ。閃いた突然の作業のために画材の整え。あらかた準備の日。
BEAMS LIGHTS with MIC*ITAYAポップアップストアーイベント。多くの来店者に感謝。行ってみようかな、と思った人にも感謝。これから新しい段階に入る。
追いかけて来るものに追い付かれ、追い付いて来たものを追いかけるようなこの世。競争に安らぎはない。
今日も雨降り。雨と寒暖が春先のようだが、向かい方と向かう所が違う。
東京は、6日続けて雨降り。ここのところ、水と土について深く考える。
過去から受け継ぎ、預かるものを美しく未来に託し渡す、ということを考えていると、未来につなげるべき大切な物事が疎かになる状態を見付け出す「未来泥棒取締委員会」が意識の奥にあるようだ。会は好まないのだが。
寒暖の差が激しい日が続き、着る物を選んだり、食べ物や飲み物にも細かい工夫が要る。日々の生活の安定に苦心する。アトリエに閉じ籠ることが多いので、より季節感が遠退く。筆を置き旅に出る。隣町まで。
街の景色が加速して変貌する。美しい時と未来を捜しながらこの都市で生きるナイーブ。美の在りかとその有様について、多少センチメンタルになるのは必定。多分いつの時代もこんな具合に変化して来たのだろうから。諦めでも逃げ出すのでも立ち向かうのでも傍観するのでもなく、黙って受け入れろと。じっとしている訳にはいかない。
美大生だった70年代にタイムスリップ。多摩美の芸術祭、オールナイトロックフェスでマキさんを楽屋から舞台袖まで案内したことなど思い出す。変わらぬ歌声と声量、以前にも増した表現力。同行し喜色満面なアシスタントAが隣でゆらゆら揺れるように眼を瞑って楽しんでいるのが不思議な現実感。初めて外国のロックバンドのステージに接した頃の客のように行儀のよい拍手と歓声。アンコール前の最後の曲で歩けなかったクララのように、いきなり全員立ち上がり合唱する様子に、ミューズに心寄せる思いの丈を感じた。カルメン・マキ&OZ、45周年記念ラストツアー2019、川崎クラブチッタ。
日がな一日雨。冷たさの温かさ。
寒くなる。きりりと冬。
俯瞰する。視点を異にして。上からでなく、下からでなく。球面、魚眼。
いばらきデザインセレクション2019表彰式。審査委員として選定品にコメントを述べる。若い人の素直で実直な商品とデザインのアプローチに好感。
スロースタート。
力をたくわえる。
ゆっくり休む。よく眠る。
表現する人として、基盤となる部分の脆弱が目に付く。進めて行くと置き忘れたものがあるのに氣付き、置き忘れたものを手当てしていると進まない氣がする。氣がするだけで、その大切は変わらない。努めて一つ一つ丁寧に、緩急自在におおらかに相応しく対処する。目的目標があればこそ。
体力や氣力が充分ではないとき、必要な物事と不要な物事が端的に分かる。あるいは虚と実をすぐに感じる。元氣で威勢が良いときには氣に止めない。
当の本人にしか分からないことがある。当の本人にだけ分からないことがある。
11月11日ベースの日。4本の弦に因むという。三宿でのミーティング後、平間写真館を訪ねるとベースギターのイベント、平間写真館ベース部の準備中。Ludwigの小振りなドラムセットにひかれのせられ、イベントのゲストで居合わせたTatsuさんと、そして平間さんも加わってベース2台とドラムのセッションが始まる。久し振りの演奏は楽しかった。敬愛するベーシストTatsuさんと、演奏する光栄、平間さんの徳の成すところ。
日曜日らしく過ごす。説明はいらない。
根菜が美味しい季節。スープ類で体を温めながら水分を多く摂る。乾燥にやられないように充分に。
2019年11月25日 月曜日ー12月1日 日曜日
ビームス ライツ 渋谷
渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ ShinQs 4F
★ミック・イタヤ来店イベント
11月30日 土曜日 15:00-18:00 ビームス ライツ 渋谷
ビームスライツ渋谷にて2019秋冬のラインナップを中心に、BLM*ミック・イタヤのポップアップストアがオープンいたします。イタヤ来店日には、MIC*ITAYAのアイテムをご購入のお客様のお買上げ商品、またはハガキサイズのカードにその場で絵を描いてプレゼントします。ご希望のお客様にはチェキでイタヤとの記念写真の撮影も承ります。
この機会にぜひ足をお運びください。
PRESENT
BEAMS LIGHTS with MIC*ITAYAの商品、MIC*ITAYAの作品をお買上げのお客様に、2019AWストーリーブックをプレゼントします。サインとエディションナンバー入り。先着順ですので無くなり次第終了します。
●BEAMS ONLINEにて販売中。BEAMS ONLINEはこちらから
星のアトリエでは、葉は枯れ落ち、蔓は痩せ細ってはいるが、毎日小さな朝顔の花が咲く。入口扉脇の薔薇は、これも小さく鮮やかなオレンジ色の蕾が膨らんで咲こうとしている。
資料や掲載紙、デザイン作品などの整理を始める。改めて見ると、保存の必要が無いものが多数ある。要るものを見極め分ける。作業もさることながら、保管し保存するエネルギーも大変なものだ。
乾燥が激しい。絵具が早く乾く。身体から水分が失なわれる。秋晴の青空は高く美しく、どこか憂いがあるように感じる。水や水分の在りかが天気図と献立表に示される。湿される。
急に冷え込んで来た。例年どうだったかなど、当てにはならない。全てが変わり、どう対応するかより、どのように導くかを感じることが大事。すぐに出来ることも出来ないことも有る。行く末を予感し、出来ることからする。
AsMamaの10周年を祝う会。縁をいただき、Tシャツ用の絵を描いた。AsMamaは子育て支援から始まり活躍の場を広げている。設立当初は女性が主体の小さな組織だったそうだが、今では会員も増え、男性や老若、多くの人々が着用することになる。オレンジの地に白でプリントした従来のキャラクターのTシャツは正式なユニフォームで、公式な行事などの際には必ず着用する決まりだ。老若男女、国籍や人種を問わず喜んで着ることの出来る新しいデザインが求められた。今日お披露目した新しいTシャツを皆喜んでくれ、今夜はホッとしている。明日に向けて歩み出す。本当に嬉しい。
文化の日。文化について深く考え感じる日。 自由と平和を愛し、文化をすすめる日。
銀座シロタ画廊、西成田育男展、「架景」、ざらついた透明感がある印象的抽象。西成田氏が画布の背後に存在した痕跡。最終日に。渋谷スクランブルスクエア、MARK’STYLEショップ訪問。奥まった所に元気よく羽を動かして、小さなスターピッドのオブジェが立つ。並木橋CIRCUS TOKYO、dip in the poolライブ。甲田さんのメッセージ、「I love you all.」、いつものように素晴らしい音楽。
ブラザー・コーンのバースデーライブ。たくさんのゲストに祝福を受けて華やいだ歓びの会。華というのは現実と解離した高貴なものだとあらためて感じる。
久し振りに星のアトリエに人が集まる。輝く星座を形作るようにそれぞれがそこに居る。
過去に執着しない。気持ちも体もそれを望んでいないなと感じるこの頃。
毎日の生活のなかでラーメンを食べる機会はほとんど無いが、遠出してパーキングエリアなどに寄ると、有名店が支店を出していることがあり、ときどき食べる。子供の時はラーメンが大好きで、両親とレストランに行くと、いつもラーメン!と言うので笑われた。チャーシューやシナチクも好物で、ノリやナルトも愛した。チャーシュー麺というものがあると知った時には、子供の物ではないと思い、大人になったら食べたいと夢に見た。スープは必ず飲み干して得意になっていた。ラーメンどんぶりの底に残った砂のようなものだけはいつも残したが、あれは果たしてスープの鶏ガラの砂だったのか黒コショウだったのか、いまでも謎。
月曜日らしく、調子と相談し、仕事を案配する。人混みを嫌い、内向を好む。
資料の整理をする。掲載誌や完成品、素材など。さて、これから必要なものだけ残す。
週のなかで、一番好きなのは土曜日。
終日雨。新たな災害が心配になる。自然界との折合い、謙虚な生き方が大切。
シブヤ・アロープロジェクト、BeauteSevenのYouTube用に宮下公園高架下壁画前で映像を撮る。四方さんと合流し、高島社長のFrancfranc、新しいコンセプトショップ、U.F.O.のオープニングレセプションへ。Unique & Fantastic Omiyageの頭文字。キッチュでポップな宇宙キオスクを楽しむ。
11月1日、渋谷スクランブルスクエアにオープンするアートグッズショップ、MARK’STYLE用の絵画作品と商品を納品。4種類のSTARPIDminiと20点余りの小さな作品。ポストカードやクリアホルダーなどもラインナップされている。オンラインショップも同時にオープンとのことなので楽しみだ。
御言葉に空青く、雨粒風に舞い光輝き降り注ぐ、東に虹が祝福する天皇陛下即位の礼。