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インディアンの装身具を作るブランドのイメージキャラクターをデザインしている。ブランドのオーナーは、若い頃インディアンと生活を共にして名前を授かったのだという。インディアンの考え方や文化には、共感する部分が多い。昔、インディアンの物語を読んで涙したことを思い出す。

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午後から雨になる。濡れたゼラニウムが頼り無げに鮮やか。花の香りは季節の調べ。自然のリズムを映すスクリーン。漂える妖精たちを振り付ける風と空と。

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星のアトリエに新しい物置小屋が来る。以前からの物置は腐蝕が進み引戸の開け閉てが困難になり、物を仕舞うどころではなくなった。朝早くからの工事も3時には済み、ピカピカの新しい物置に、がらくたや廃棄や引き取り予定の物を仕舞う。そんな作業に若干の違和感有り。

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昼と夜、男と女、プラスとマイナス、表現する上で二極対比が何かにつけ重要だと考えてきた。この頃は対極的な距離のある物事について、比較するべきではないと感じている。違いを認めて和するこそ大切。たとえ天使と悪魔であろうと。

NEWS – megamikkusu 三人展

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安斎 肇+伊島 薫+ミック・イタヤ 三人展
「megamikkusu -女神ックス-」

このたびアートコンプレックスセンターにて、安斎 肇、伊島 薫、ミック・イタヤによる三人展を開催いたします。

発端はアートコンプレックスセンター館長による鶴の一声でした。1990年代のカルチャーアートを創造した象徴的な3人が一堂に会する展覧会を実現したい。そんな思いから、3人はギャラリーに集まり、企画発案、制作へと進んでいきます。
まったりとした世界観をもつイラストレーター 安斎 肇。強烈な視覚的インパクトを求め続ける写真家 伊島 薫。ピースフルで洗礼された美しさを奏でるデザイナー ミック・イタヤ。「女神」をコンセプトとし、アーティストとして制作に取り組みます。そして3人にとっては前代未聞の”出展作品全てを共同制作”したジークレー作品30点を展示いたします。
長く広く活躍してきた3人ですが、後にも先にも”共同制作”を行うのは、今回きりの機会になってしまうかもしれません。各々の女神をあえて1つの作品に仕上げることで、誰もが予想しなかった作品へと発展し、3人も驚く仕上がりとなりました。この素晴らしき3人展をぜひご高覧くださいませ。

***

気がついたら文房具売り場が「ステーショナリー」という呼び方に変わっていました。
それは1980年代後半、仕掛け人は西武百貨店です。
団塊世代がメチャメチャにしたバブル文化を若者が整理整頓し、新しい文化を我々に与えてくれました。
この展覧会の3人は間違えなく、当時の文化を創ったキーパーソンです。
骨董通り、青山ベルコモンズ、キラー通りを中心に栄えた文化は、
音楽やファッションも取り巻き、よりアートに昇華し、新進気鋭なアイデアに溢れていました。

この展覧会はその文化を代表する3人が、互いを尊重しながら遊び、現代らしい共同制作作品を並べてくれます。
私が求めたテーマは「女神」です。日本にあの新しい文化の風を吹かせてきた3人の、女神が見たい。
そんな私のわがままを3人は受け入れ、制作に取り組んでくれました。
アートコンプレックスセンターの広い部屋を3人の色で染めてくれることでしょう。

更なる進化を!!期待しています。

アートコンプレックスセンター 館長 式田 譲

<開催概要>
■ 会期
2022年5月31日(火)-6月12日(日)
11:00-19:00 ※月曜休館、最終日は11:00-17:00

■ 会場
The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)
東京都新宿区大京町12-9,2F ACT5

■ 入場無料

■ WEB URL
http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT225/megamikkusu.html

■ スペシャルトークイベント
6月4日(土) 14:00-15:30予定 事前予約制、参加無料
作家3名によるトークイベントを開催いたします。
三密を避けるため、入場人数に制限がございます。
事前予約制/先着順のため、ご予約はお早めにご連絡くださいませ。

-申し込み先-
info@gallerycomplex.com
メール件名「6/4 トークイベント参加申込」
・代表者様 氏名
・代表者様 ご連絡先
・参加希望人数
以上3点をご記入の上、お申し込みくださいませ。

■ ACTオンラインショップ
本展の出展作品はACTオンラインショップにて通販いたします。

■ 主催
The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)
東京都新宿区大京町12-9,2F
TEL: 03-3341-3253
E-mail: info@gallerycomplex.com
WEB: http://www.gallerycomplex.com/

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心穏やかに暮らすこと、それが何より。あれもしたい、これもしたいがあってよい。穏やかに進めればよい。上昇思考、向上心、あらゆるプラス思考から、争いや戦いという紛らわしく荒っぽい部分をフィルターにかけて取り除く。”闘い”は古い。過去のものとしよう。

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昨日今日と氣持ちが前がかり、仕事に落ち着きを持たせるのに苦心。ゆっくりとお茶にする。香りと温かさ、そして湯氣が心を解す。手かえ品かえ工夫する。

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連休前、怒濤の日々。何とか長い休み前に入れようかと、仕事を急ぐ。こんな時こそ深呼吸。ため息にならないように。

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食堂でカレーライスをオーダーし、やおらスプーンをコップの水に浸けてから食べ始める。そんな作法、大人がすることは不思議と格好いいと思った子供時分。

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ステンカラーコート、久し振りに着る小雨の午後。ナギ古希の誕生祝い会場にて展覧作品撤収作業。

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早朝から、日本クラブ”すずも提灯展”オープニングレセプション中継。楽しく出来た。それもこれも関係者、スタッフの皆様のお蔭。イリュージョニスト、メイガス氏のマジックは隣で見ていても種はわからない。ナギ70才古希のお祝い。代官山にて多くの知己を招き。早苗さんありがとう。

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夕方、明日のレセプションのリハーサル。ニューヨークの日本クラブとのリハーサル前に腹ごしらえ。天麩羅を戴く。上がったものを戴いたので平常心。

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この川を自分たちの庭の流水として自在にあやつり大海に乗り出すには。物事の進むスピードや流れに対して俊敏で、経験豊かな船頭が要る。

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尊敬する人。小学生の頃、迷わずレオナルド・ダ・ヴィンチと書いた。今はたくさんいて迷う。

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JUJUさんが松任谷由実さんのカバーアルバムを出した。そこまでは普通だが、全曲のアレンジは松任谷正隆さん、由実さんの書き下ろしの新曲一曲。まあここまでもあればある話。しかし、ツアーステージの演出もするとなると。かぶせてくるなぁ。JUJUさんは自他共に認めるユーミンさんの大ファンで、今回のカバーアルバムは昔からの夢だったそうだが、JUJUさんが松任谷さんに、熱のこもった手紙を送ったのが始まりという。その後の成り行きから、思いの丈は矢張り直筆の手紙に限るということか。

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ラジオのニュースで、堀江謙一さんが一人、ヨットで太平洋を横断中と聴いた。”太平洋ひとりぼっち”から60年。83才。リトルマーメイド3世はサンフランシスコを出て、今日ハワイ沖を過ぎ、6月に西宮に着く。

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書棚の色彩についての本が目に留まり開く。かなり以前に求めたものだが、色の由来や出典、CMYKなどのデータも記してある。ぼんやり眺めるに丁度よい。色は相対的なものなので、どんな色も分け隔てなく好きだが、意味や理由を知ると、より親しみと楽しみが増す。

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薔薇の手入れをする。だいぶ蕾が膨らみ、微かに佳い香りがする。放っておくと柔らかな香りめがけて虫が寄り付く。虫も生きている。放っておきたい。

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作品などに味がある。などと感じ入った時、その時に何を食べていたのかは覚えていないが、父に「美味しいか?」と問われ、「味がある」と応えて大笑いされた幼い頃のことを思い出す。

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ハクビシンが星のアトリエの手水で水を飲んでいて驚いた。どこにどのようなねぐらがあるのだろうか。悠々と歩み、素早く木に登り去る。都市の野性が現れた一瞬。

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昨日今日と”TRA”の話題。今は知る人も少ない、サブカルチャーという言葉が生きていた時代のメディア。ビジュアルマガジンとカセットテープを合わせたアーティストカタログ。中心人物はシキタ純、今は亡い。その後の”Tiger Mountain”への早すぎたトライアルに、やっと時代とテクノロジーが追い付いて来た。

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安齋、伊島、氣の置けない二人の旧友。何を言うにも、するにしても、何ら昔と変わらない。積み重ねたものは三者三様だが、中心が定まりぶれない独楽は言葉少ない。

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大切なことを理解せずに生きている感覚。その大切なこととは何だろう。未知の言語の国に居る。

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急に真夏日。体調や心持ちに影響が出ない方が不思議。四季の移り変わりの匂いが薄くなる。三寒四温ではなく三冷四熱。

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ニューヨーク、日本クラブで開催する”すずも提灯展”のために、アトリエでインタビュー映像を撮る。必要な質問事項に従いながら。依頼にはアトリエの映像も、とあるがアトリエ内部は非公開なので、当たり障りのない場所を少しだけ。

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灌仏会。花祭。天上天下唯我独尊。お釈迦様の誕生日にはいつもこの言葉がよぎる。

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天氣とは裏腹に、心は晴れたり曇ったり、突風も吹き俄雨。そこで太陽に向かい、口を開け呑み込む。太陽が身体に入る。

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朝陽を浴びると新鮮な、夕陽に照らされると熟成の印象。青味の橙色、赤味の橙色。

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春に向かう時期は寒暖を繰り返す。猫たちを撫でると、背骨が硬く緊張している。人もまた然り。柔らかくほぐす。

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雨が降り続く。花散りの雨。女神を歌い奏でる音楽を探し聴く。花の有る無しに関わらず、心から平和を願う。、

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花冷えの日曜日。雨が降り続く。東京の桜も散り、やがて葉桜になり、若い緑が彩る新しい景色になるだろう。変化は続き、美も続く。変化はいつも新しい。美しさを伴うには相応の理由がある。

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食の好みも年齢と共に変わるものだ。子供の頃に嫌いで食べられなかったものは、子供は食べなくてもよいものだったということでもある。

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エイプリルフール。それとなく過ぎる。洒落や冗談が通じ難い世の中になったのかならないのか。考えるまでもないのか考えるべきなのか。笑えるのか笑えないのか。生き易いのか生き難いのか。

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先日耳にした印象に残る言葉。”報われない努力はあるが、無駄になる努力はない”。

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桜を観に。満開の桜に一陣の風、薄く霞んだ青い空と、老若の春緑が背景を彩る舞台に吹雪く花びら。役者いらず。

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パーキングエリアでいつも食べていた大好きなメニューが無くなっている。それが食べたくて立ち寄っていたのだが。他の何でも良いという訳にはいかない。食は生きる基本のところ。

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久し振りに高校野球の実況放送を聞いた。勝利監督の談話などはまさに現代。監督も30才代、選手たちへの目的意識の持たせ方や、達成のプロセス、試合の分析力に、昭和や平成の価値観や方法論が、凄い勢いで遠退たと感じ、と同時に見事な化石も整然と陳列されている。

NEWS-日本クラブWEBギャラリー 「日本から世界へおくる灯り」展

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日本クラブWEBギャラリー企画展
「日本から世界へおくる灯り」展
– 地域で育まれた水府提灯の伝統と革新 –
会期:4月22日金曜日~6月2日木曜日
場所:日本クラブWEBギャラリ

昨年の東京オリンピック開会式では、やぐらに組まれたたくさんの提灯が紹介されました。日本クラブWEBギャラリーでは、10回目の特別企画展として、日本の文化を代表する伝統工芸品の一つである提灯を取り上げます。江戸御三家のお膝元、水戸藩は、藩の経済を支える産業の一つとして、当時、必需品であった提灯の製造を奨励しました。以来、水戸は、岐阜、八女と並ぶ、提灯の日本三大産地の一つとなりました。水戸藩で作られた水府提灯/すいふちょうちんは、骨格となる竹ひごを一本ずつ輪にして糸で結う一本掛けという工法で作られ、頑丈な事で知られています。現在も工法を変えずに和紙を貼った奉納提灯・祭り提灯・看板提灯などが作られています。本展では、水府提灯を取り上げ、私たちが日常生活を送るうえで欠かすことのできない灯りの器具として使用されてきた提灯の歴史と製造工程を紹介します。茨城県には、提灯作りに欠かせない丈夫で良質な和紙/西ノ内和紙の産地があり、その他の材料も供給できる水源や自然に囲まれた地域特性があります。

150年続く老舗「鈴木茂兵衛商店」第七代目当主の鈴木隆太郎氏は、時代に翻弄されながらも伝統工芸品としての提灯作りを維持しつつ、一方で、作品がMOMAニューヨーク近代美術館に永久保存されている現代アーティスト兼グラフィックデザイナーのミック・イタヤ氏の閃きや、若手による先端技術を取り入れることにより、提灯の特製を最大に活かしながらも現代の機能性が加わり、インテリアオブジェとしても飾れる「すずも提灯」を誕生させました。

本展では、代々引き継がれてきた「水府提灯」と、それがまるで蛹が蝶となって世界中に羽ばたきだした「すずも提灯」にスポットを当ててご紹介いたします。

主催:日本クラブ
協賛:J.C.C. Fundニューヨーク日本商工会議所基金
協力:関彰商事株式会社
キュレーター:津延美衣

バーチャル・オープニング・レセプション
「日本から世界へおくる灯り」展
– 地域で育まれた水府提灯の伝統と革新 –
日時:4月22日金曜日 午後7時〜8時/アメリカ東部夏時間
23日土曜日 午前8時〜9時/日本時間
参加費:無料
任意でフロントワーカーたちへのお弁当プロジェクトに寄付
先着500名様まで

日本国内での提灯の歴史や使われ方、水府提灯からすずも提灯に至るまでの時代背景とそれらの製造工程を鈴木茂兵衛商店の鈴木絋太氏が制作した映像によりご紹介致します。また、革新的に進化を遂げた『すずも提灯』について、鈴木隆太郎氏とミック・イタヤ氏にライブ出演を頂き、対談形式にてお話を伺います。

エンターテイメントは、灯りとしての提灯が、一方で暗闇の中において魔を斬るといった幻想的な意味合いを含むことから、それに通じるイリュージョニスト・マジシャンであるメイガス氏を迎え、マジックをご披露頂きます。

お申し込みはこちら

*ウェビナーは日本語で進行されますが、WordlyのリアルタイムAI 翻訳により英語字幕でご覧いただけます。
*このイベントはZoomによるオンライン・イベントです。実際のイベントは日本クラブ会館では実施しておりません。
 

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春の日曜日。部屋がねむねむの匂いになる。

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電氣のスイッチは入れるときに大きな電力が流れるという。人も同じと思う。アイデアが出ない時など、良い考えが降りて来ないかなど机にかじり付いて草臥れるが、一度スイッチをオフにして休憩し、再開するととたんに新鮮な瞬発力が加わり、素晴らしいアイデアが生まれることがある。ポジティブストレスに注意は要るが。

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自転車を買ってもらった子供の頃、転んでいい、と覚悟を決めたら乗れるようになった。補助輪や、後ろで手を添えてくれる人を頼りにしているうちはおぼつかず、補助輪を外し、一人で練習し始めて何回か転んだが、すぐ乗れるようになった。どのようなことも覚悟が大事と今更ながら。

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久し振りに伝統工芸士、友禅染の石山さん、紙の里の菊池さんに会う機会を得る。お二人ともお元氣で変わりない。それぞれの作風や主題も、より深みも幅も増している。楽しみが広がる。

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表現の出発点は大事。そこに未来への全てが在る種のようなもの。初期の表現から脱皮し続け、辣韮や玉葱のように、剥いたら剥ききって種や芯が無いものも良い。それこそ表現の無限だ。

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春来る 雪の清めの 誕生日

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