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昭和かどうかがひとつの判断基準になっている。考え方が昭和だなあ。善し悪しの問題というよりも、時代に合わない考えと行為。何かした後、今の昭和だった、なんて思っている。ここに記すこと自体が昭和かな。昭和の頃、明治は遠くなりにけり。という言葉を聞いたが、今は昭和が遠くかと思う。変化を緩やかに穏やかに、そして慌てて採り入れるのだろう。何にせよ理解出来ない枠組に収まるのは御免だ。

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夏が過ぎて行く。後ろも振り返らずに。忘れたものや、置いて来たものなど氣にしない。どこに行くのか訊ねても答えはしない。返事があるとしても、夏はいつも前を向いているので届きはしない。そんな夏を呼び戻すなど出来ようはずがない。そこで夏が来たら汗をかき肌を焼き太陽の印しを残す。惜しむべきは名残。

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初物の梨を笑いながらいただく。あまりに美味しいので、今年の梨はこれで充分。

NEWS – 和光75周年記念 WAKO×ミック・イタヤ ハンカチーフ

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75周年記念、2枚重ハンカチーフ「春夏秋冬 KIMONOS」と「花鳥風月 ONELINE」の2柄、星のアトリエで眠たげな記念撮影。好評発売中です。

「春夏秋冬 KIMONOS/キモノス」は、表に春夏秋冬を表す着物の女性と75通りの時を刻んだ時計を、裏には75の紅白亀甲花柄の水玉と時計塔が描かれています。晴れ着で出かける銀座のイメージをベースに、自由で楽しい未来的な着物ファッション。伝統も新しい感性も大切にして、明るい未来へ時を刻み、これからも銀座が沢山の人々で賑わいますようにというメッセージが込められています。

「花鳥風月 ONELINE/ワンライン」は、表に花鳥風月を表現した女性の横顔と、76の波がそれぞれ一筆描きで描かれ、love、peace、romance、futureという文字が見えます。裏には平和の象徴、鳩が描かれ、時計塔と戯れています。一筆描きのように和光の物語が途切れることなく、76年目へと向かいます、というメッセージが込められ、平和への願い、美しい未来への想いを表現しています。

2柄共に贈り物としても素敵なハンカチーフです。

<銀座・和光/WAKO ウィメンズファッション>インスタグラム動画アーカイブはこちら。
https://www.instagram.com/p/ChmcxcTBnRc/

春夏秋冬 KIMONOS
品 番:04213488
カラー:ワンカラー
サイズ:約48×48cm
素 材:綿100%
価 格:3,300円 税込
https://shop.wako.co.jp/c/fashion/handkerchief/04213488

花鳥風月 ONELINE
品 番:04213489
カラー:イエロー, ブルー
サイズ:約48×48cm
素 材:綿100%
価 格:3,300円 税込
https://shop.wako.co.jp/c/fashion/handkerchief/04213489

PICTURE DIARY 0109TH2022

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いつでも遊びは大切だ。遊びから生まれる遊びは、さらに遊びを生み精神は衰えない。自分も楽しく、皆も楽しいこと。

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新神話。人それぞれに内在する物語。過去から現在、未来への。その人それぞれが紡ぎ出す。

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才能豊かな女性が到達した、柔らかく鋭く容赦無い表現の世界。そして抽象。2~3日経って効いて来る。

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人は人があなた自身をどう見ているか氣になるもの。しかし、人があなたをどう思うかなど考えるだけ無駄。その人にとってのあなたは、その人にとってのあなたであって、あなた自身ではないのだから。

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陰を見て光を知る。

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欧米の作家たちの住居を取材した写真集を見る。それぞれの小説や詩の世界が、家に滲み出るものだ。興味深く面白い。あらかたの作家の仕事部屋には、景色の佳い窓がある。家や環境が作風や生き方、歴史を物語る。

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ベートーベンの歌曲、歌とピアノの有機的な調和。ピアノは伴奏ではなく、歌い手を引き立てるでもなく。目立つ訳でもなく。楽しげに程好く。

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宇宙と神々と神話について想う日々。今は亡き消しゴム版画家、ナンシー関女史には、ミックさんは蝶々を追いかけて迷子にならないように、と注意されたことがある。迷子の自覚はなく、浮世から離れそうなことは多いと感じる完全な迷子。

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1日を諸々のプランニングに充てる。考えに詰まると、考えているよりやってしまえ!の性質が顔を出し、昭和だなと思う。

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最近の朝食の定番。お椀程の器に、煮干を十尾程ほぐし、胡麻油と醤油、黒酢を適宜かけて軽く和える。その上にオートミールを大さじ5杯、熱湯をゆっくりと回し注ぎ、混ぜずに置き、ほぐした煮干を閉じ込めて蒸すような状態。上にきな粉、ヨーグルト、小豆粉、薄く輪切りにしたバナナや適当なオーガニックシリアル等をトッピングし、シナモンパウダーを振りかけて、氣分により小さなパンなどと共に食す。

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空調が肌に氣持ち良く適温だと感じていても、長時間ビルの中で過ごしていると、身体の芯まで冷えていることに氣付く。暑ければ適度に汗をかく環境が良い。

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友人の自然写真家アジアさん、ヒマラヤの何千メートルもある山の上で、たくさんのアンモナイトの化石を見たと言っていた。地球は生命体、自浄する。果てしない変化。小松左京さんの”日本沈没”という小説がある。逆はどうだろう。”日本隆起”。アジア大陸と日本列島が地続きに。太古、そういう時代があったらしい。

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鯛を釣るには、自分が海老でなければならない。誰かさんの名言。

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自分の好きなものを見付けると顔が輝く。そんな君素直で好き。アリス。

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残暑、暑さひとやすみ。午後には晴れ氣温上がる。天氣の有りようは生活を左右する。天の思し召すまま。

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墓参り。墓地には誰もいない。ゆっくりと花を手向け祈る。ただ感謝。

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送り盆。寺に多くの人が集まること、そして、あまりの炎天を考えて、墓参りは明日にする。1日遅れ、赦されよ。

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終戦の日。二度と戦争を起こさない。記念日という言葉では表したくない。個人的に終戦平和祈念日とする。

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10月の個展の準備を少しずつ進める。世情は安定せず、未来は各々に委ねられ、不安は曇天のさざ波のように鈍く。引潮に残された貝殻を耳に当て、深い海の底、人魚の歌を想い出し、口ずさむ日常。

NEWS – 和光75周年記念 WAKO×ミック・イタヤ ハンカチーフ

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和光の75周年を記念してデザインした2枚重ねのハンカチーフ「春夏秋冬 KIMONOS」「花鳥風月 ONELINE」が発売されます。

「春夏秋冬 KIMONOS」は、表面には春夏秋冬を表現した着物の女性4人と75通りの時を刻んだ時計が、裏面には75の紅白のドットと時計塔が描かれています。晴れ着を着て出かけるという銀座の街の従来のイメージをベースに、イタヤの描く、自由で楽しい未来的なファッション、感性を掛け合わせたデザインです。伝統も新しい感性も大切にしながら、明るい未来へ時を刻み、これからも銀座が沢山の人々で賑わいますようにというメッセージを込めています。

「花鳥風月 ONELINE」は、表面には花鳥風月を表現した4つの女性の顔と76の波がそれぞれ一筆描きで描かれ、love、peace、romance、futureという文字が隠れています。裏面には平和の象徴でもある鳩が描かれ、ひとつ時計塔が隠れています。一筆描きのように和光の物語が途切れることなく76年目の波へと向かいますようにという素敵なメッセージが込められていますが、イタヤの平和への願い、美しい未来への思いが表現されたデザインでもあります。贈り物としても素敵なハンカチです。

<銀座・和光/WAKO ウィメンズファッション>のインスタグラムで紹介されたライブ動画のアーカイブもご覧いただけます。
https://www.instagram.com/p/ChmcxcTBnRc/

肌触りの良い柔らかなコットンを2枚重ね丁寧に作られています。

春夏秋冬 KIMONOS

春夏秋冬 KIMONOS
品 番:04213488
カラー:ワンカラー
サイズ:約48×48cm
素 材:綿100%
価 格:3,300円<税込>
https://shop.wako.co.jp/c/fashion/handkerchief/04213488

花鳥風月 ONELINE


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花鳥風月 ONELINE
品 番:04213489
カラー:イエロー,ブルー
サイズ:約48×48cm
素 材:綿100%
価 格:3,300円<税込>
https://shop.wako.co.jp/c/fashion/handkerchief/04213489

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感じる全てに、それぞれ宿り司る天使がいる。

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台風8号が来る。大きくはないが、たくさんの雨を連れて上陸すると予報。明日は迎え盆、墓参は無理せず台風が過ぎたら。時折まばらに軒を叩く雨音に、今は亡き、祭りや音楽好きだった人々を想う。

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海の日があれば山の日もあり谷の日も。森の日も川の日も花の日も草の日もある。愛でたい目出度い芽出度い休日。

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やる氣はあるが作品制作は進まず。こんな時は整理整頓する。ファイルに違う仕事の資料が紛れているのを発見。行方不明作品の理由大発見。大きな作品はいざ知らず、行方知れずになった小さなものは、予想外のところに隠れることが出来る。

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三宅一生さんの逝去を知る。一生さんが卒業生だったのは、多摩美に入る大きな理由のひとつだった。一生さんを担任した教授の、「彼はどんな課題を出しても全部洋服にしちゃうんだよな」、という言葉が印象に残る。課題を咀嚼し、違反しても自分らしく。これからも一生さんから学ぶことは大きい。

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昔住んだ神宮外苑辺りを通る。新国立競技場は今日初めて見た。住んでいた集合住宅跡には、五輪のモニュメントと誰かの銅像が立ち、その奥に以前の国立競技場の聖火台が見えた。トーキングヘッズを観た日本青年館は無く、フリーマーケットやドッグショー、買ったラーメンを、つまずいてこぼした思い出の明治記念公園も無い。どこか垢抜けなく中途半端であることが何よりな景色。テクニックはあるが物足りない変奏。本当の豊かさ、心や魂の所在について想う。

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仕事で結果を出す。結果は数字だけに表われるものではないが、それでも数字にこだわる。数字で得られる見事はあるが、やや馴染めなくもある。

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たいがいの男の子は子供の頃、戦争ごっこに夢中になる時期がある。ダダダダダッ!と機関銃を撃ち合い、叫び声を上げ、子供たちにしか見えない弾丸と血にまみれて、原っぱに倒れ込む。草の匂い、広がる青空と頬をくすぐる可憐な花。銃口から生まれるものの意味に氣が付くと、やがてそんな遊びはしなくなる。大人になっても銃を持つ者は、遊びでは無く、銃を持つことを仕事とする。大人らしさとは?子供らしさとは?仕事を夢中でする、夢中になって遊ぶ。そして……

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マーチンこと、鈴木雅之さんの「スローバラード」。清志郎さんも喜ぶであろう素晴らしいカバー。本物の歌を聴いた。

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花火と爆弾。火薬は使い方ひとつで喜びや悲しみを生む。全ては心の有りよう。人は一体何を顕そうとするのか。

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Smell Barへ。コロナの始まりから顔を出すのは初めて。DJイベントMUMIC*も中断したまま。ずっと店を守護するように飾っていたD.B.を「若きアポロと動物たち」に差し替える。太陽神アポロ、音楽を司る神。新しい出立のプロローグとして。

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日本のどこかの街では41℃だったとニュース。暑過ぎて頭も体も働かない。昼寝に限る。

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明治生命館でミーティングする。10月には同ビル1階に静嘉堂文庫美術館が移転オープンする。国宝、曜変天目や俵屋宗達の澪標図などが開館記念展を彩るという。長い時を経て、岩崎彌之助、岩崎小彌太の遺志が花開く。日本文化継承のある部分は、民間が司るかたちをとる。

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NEWS – THE 1980s SELF COVER EXHIBITION

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アーティスト達が80年代のそれぞれの仕事を、2022年に再制作する企画展です。
ミュージシャンがセルフカバーを歌うように、今の感覚で自身の作品を再表現しています。
イタヤも参加しておりますので、ぜひご高覧ください。
感染症の予防には最善を尽くしています。

THE 1980s SELF COVER EXHIBITION
会期:2022年8月9日(火)〜21日(日)
時間:11:00〜19:00 ※15日(月)休み、最終日は17:00まで
場所:渋谷区神宮前2-3-24 Popularity gallery & studio 1F
電話:03-5770-2331
HP: https://www.popularity.co.jp/home
FB: https://www.facebook.com/Popularity-GalleryStudio-112736230268206/

参加アーティスト:
大久保 篤志(スタイリスト)
しりあがり寿(漫画家)
奥宮 誠次(カメラマン)
相羽 高徳(アーティスト)
飯田 淳(イラストレーター)
上田 三根子(イラストレーター)
大久保 裕文(エディトリアルデザイナー)
吉川 英彦(ファッションデザイナー)
ミック・イタヤ(ビジュアルアーティスト)

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僕の木の枝は、思うような方向には伸びず、形も定まらず、節目だらけ、太陽の位置、風の向きなど関係無く成長してきた。大好きな鎌倉の友達の店が閉じられた。40年の歳月に幕を引いた。アンコールや再演は無い。同じ魂を持つ彼らの次の演目が楽しみだ。

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8月9日より、’80年代の作品をセルフカバーして展覧するグループ展が始まる。作品はすぐにこれと決めた。’70年代終わり頃の作品で習作だが、仲間や友達との思い出も深く、今と未来につながっている。

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長年実家で使っていた黒電話。借りているものだし、もう使わないので返却前に掃除する。きれいになるにつれて愛着が生まれ、返却せずに保有していたいと思う。念のためにと買い取りを問い合わせると、800円程だと言うので、買い取ることにする。リース料は月額120円だった。また黒電話を使おうかと思う。

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ポーランド人を両親に持つカナダのピアニスト、ヤン・リシエツキ。彼が10代の頃コンサートを聴きに行ったことがある。ラジオで最近のライブ録音を聴いて、さらに素晴らしさを感じる。卓越した技術と才能による表現は、自然界の醸し出す音に限り無く近付くようだ。

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フォーク、ロック、あるいはソウル。フォークやロックに感化された世代。音の世界から添加物を除去すると、聞こえて来るのは心や魂の物語。

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間日。ことさら在るがままに流れ流され、素直に過ごす。