HOTSHOT-一期一会
軽井沢での展覧会が無事に終了致しました。多くの方々にご来場いただき心より感謝を申し上げます。一期一会は今回の展覧会を象徴する言葉になりました。作 品を観に来てくださった皆様は勿論ですが、人に限ることでは無く、あらゆる出会いを大切にしたいものだと思います。田崎美術館のお隣の”カフェ415″は ランチやティーブレイクでお世話になりました。きちんと整理整頓されたお店の佇まいと、スタッフの方々の笑顔と優しさに溢れたおもてなしに感謝致します。 名物のカレーと二つに割った新鮮なレタスをざっくりといただく”離山房”では、いつも気さくで気の置けない雰囲気が流れていて、可愛らしくそっと生けられ た野辺の花が温かく迎えてくれます。お店のご主人、華道家の槇野ゆり子おかあさんには著作”花の径しるべ”をいただき、ためがきに、”一期一会”とありま した。ありがとうございます。少しくたびれた体に元気を、と思い訪れた鰻屋さんは”一期一会”と言う名の、こぢんまりとしたお店で、気持ちの良く明るい” 若”主人が手間を惜しまず料理を仕上げてくださいます。絶品。毎日食べたいと思いました。お店では幸運のしるし天使スターピッドが迎えてくれます。今回の 展覧会では、ほぼ二ヶ月間に渡り東京と軽井沢を毎週往復し、朝食以外は大概外でいただいていたのですが、お店の空気や環境、もてなしは勿論、あらゆる点で 満足のゆく所は軽井沢にそう多くはありません。食べることは生きること、美の表現の基本ですのでとても大切だと思います。田崎美術館のカフェでいただく” おまかせランチ”もそれこそ忘れることは出来ません。それもこれも一期一会です。ミック・イタヤ
写真は鰻の”一期一会”店主、志倉久之氏と店内にて。290809