PICTURE DIARY 1903MO2018
茨城クラフアート、多くの来場者で賑わう。開館から閉館時間まで居る。朝早くからだったので長い一日。具体化されたイメージとストーリーの中で過ごす時間は、現実と虚構を超越しようとする、さながら舞台芸術のようだ。
茨城クラフアート、多くの来場者で賑わう。開館から閉館時間まで居る。朝早くからだったので長い一日。具体化されたイメージとストーリーの中で過ごす時間は、現実と虚構を超越しようとする、さながら舞台芸術のようだ。
夜中のスパイラル搬入と設営に備えてひと眠り。深夜のスパイラルガーデンで初めて確認した展示テーブル、ユニサスの仕上がり、見事で誇らしい。木工士の労をねぎらう。ユニサスの翼に乗って工芸品と工芸士の旅立ち、ひとつひとつレイアウ […]
茨城クラフアート展、明日深夜の搬入に向けクールダウン。一度頭を空っぽにする。夕方設営に必要な材料を調達に出る。工芸品の展覧展示方法は明らか。とにかく余計と思うものを排し、ギリギリまで削ぎ落とす。未来に必要なのは、雑多では […]
茨城クラフアート追い込みの作業。何をするにしても小さなことの積み重ねだと痛感しながら。今のありのまま、素朴で素直な佇まい、威かしでもこれ見よがしでもない心地の良い豊かな時間と空間、三日間をスパイラルガーデンで暮らす感覚で […]
昨日描き上げたF50号の絵4枚、並べて見る。加えるところも引くところもない。古典的なモダニズムの空気。美術と工芸とデザインの神話。CRAFART COSMYTH。
一目散に仕事。あるいは、徹頭徹尾仕事の一日。やはり「忙しい」は美の対極にあると実感する。そんなに急いで一体全体何処へ行くのだろうか。
星のアトリエの小さな庭の手水鉢の奥に、水仙がいくつかのつぼみを膨らませている。緑色の絵筆の先に、黄色い絵の具を付けたような水仙のつぼみは、一体何を描くだろうか。暖かい風に揺らいで、春の訪れを描き出している。
個展の開催をお知らせいたします。最近作40点余りを展覧する本展「COSMYTH/コスミス」とは宇宙の神話を顕す造語です。今とこれから、自分たちに不可欠と感じ、永遠へとつながる欠片を表現する作品群、昨年に続く展覧の第2回で […]
水戸から小佐畑氏来る。雛人形を3組持参し見せてくださる。素晴らしい出来映えに皆笑みになる。じっと座し、動くことのない美しい人形を前にして、美から一番遠いところにあるのは現代の忙しさだと感じる。
BEAT BEASTという連作がある。絵画や立体作品で構成され、立体は「FIRE WATER」、絵画は「阿吽」などと名付けられたシリーズとして。2009年、軽井沢の田崎美術館での展覧会のために制作した一連の作品は、田崎廣 […]
週のうちで一番好きな曜日は、土曜日かなと思う。1週間の慌ただしさから抜け出して明日は日曜日、という安堵感があり1日を伸び伸びと過ごすことができる。今週からは早朝2時間程度の仕事時間を取るよう時間割を変え、朝ひとつの仕事を […]
水戸の茨城県庁へ。茨城クラフアート最終ミーティング。細かい作業が山になっている。新聞社の取材と出展する新しい提灯の打合せ、鈴木茂兵衛商店にて。
美術館で打合せ。ゴールデンウィークから50日間の個展、ART in LIFE。
急に冬。寒い一日。どのように仕事をするか自覚できると明るくなる。「笑う門には福来る」は疑う余地なく本当。
啓蟄。それだけで充分の日。ねこたちは、かくれんぼ、鬼ごっこが流行。アリスはぼくの背に乗って、肩を回って左腕に降りて収まる練習中。
変化の兆し。新しい始まりを実感する。ほんの少しの気持ちの切りかえ。
銀座のショウルームギャラリーへ紙漉き菊池正氣氏と紙造形小山欽也氏の共作展を見に行く。西ノ内和紙と現代美術の交わり。和紙の部屋や衣類、多くの可能性を見る。ゆっくりとお話を伺う機会があればと思いながら、終廊間際の忙しい会場を […]
3月3日、Power of Beauty創立記念日。平成元年、1989年設立なので、今年30周年になる。よく続けて来た。歴代のスタッフに感謝する。そして今を支えてくれている皆に。渋谷ヒカリエBEAMS LIGHTSでBE […]
故郷の寺で法要。東堂さんとの世間話、昔の話は初めて聞く知らないことばかり。知っていることは話すから、いつでも訪ねて来いとありがたいお言葉。
誕生月。生まれ月の影響は大きい。3月が好きだ。午年の生まれなので馬も好き。牡羊座の生まれはもちろん羊好き。自分に向けられたサインは全て好きだ。信じる信じないではなく、そういうものが自分の一部になっているから。この宇宙の成 […]
赤いダリアを一輪買う。花言葉は、華麗、優雅、気品。一方では、移り気、不安定という意味もある。ダリアのノーブルな品位に安定をもたらすものは一体何だろう。潤いをもたらす水かも知れないと思う。
茨城県、常陸大宮方面へ。大子漆の八溝塗、そして紙の里、西ノ内和紙の打合せ。茨城クラフアート、各々の製作物と展示物について、一緒作るものについて。お互いの未来が見えてくる、皆の未来が少しずつ見えてくる。人々の役に立つように […]
父方の実家が商人のこともあり、比較的暦を大切に考えている。夜になり、どうも今日一日ことの運びがしっくり来ないなと思ったら、不成就日で、おまけに一粒万倍日だった。要するに、物事が成立せず、仮に成立したように見えても、一つの […]
青山ヘイデンブックスにて。溝口肇写真展トークイベント。3時のお茶とお菓子をいただきながら、溝口さんの写真について対談する。30分の予定が1時間を過ぎる。話題は尽きないところだが、終わらなければ皆困る。今更ながらに溝口さん […]
神戸三宮ミントBEAMS LIGHTSへ。神戸では一年振りのBLM*ポップアップストアイベントの開催。まだまだ寒い日が続くが気分はすでに春夏。多くの来場者に簡単なスケッチのプレゼントをする。14時から19時まで、充実した […]
星のアトリエの小さな庭の紅梅と白梅が咲き始めた。例年紅梅が早く白梅が続く。下を通ると微かな香りを感じて気持ちもほころぶ。花を愛でる心は正直だ。あるものがあるがままにある。
修理に出していた車が戻る。馴れない代車で遠出するのも楽しいものだが、やはり勝手知ったる自分の車がいい。
夕方一番、昨年末以来、約2カ月振りに行き付けの蕎麦屋へ。これだけ間を開けたこともない。ご主人が今日はミックさんはどうしているかな、と考えていたところでした。気持ちは通じるものですね、と仰る。蕎麦にしたいと思うところを、温 […]
そっとハミングして歌うように春がやって来る。真冬並の寒さはもう春の証拠。まだ冷たい土の下は暖かい寝床。空をひとまたぎして春一番が来る。じたばたしようがのんびりしようが自然に芽が出る。
IBARAKI CRAFART展まで1ヶ月を切り拍車がかかる。ところで2月は短い。
一点透視の高速道路。彼方に鳩の群れ、青い空を背景に灰色の影になり東から西へ。さっと一斉に翻って向きを変え西から東へ。見事に群れ全体が陽の光を受け、真白に輝く。
フィギュアスケート男子、金銀に沸く。羽生選手も、宇野選手も凄い。久方振りに優雅を感じる競技、演技を見る。会場の空気の具体的な印象を想像する。
チューリップの絵を2枚描く。1枚はモノトーン、1枚はピンク。旧元日。春。祝。
4枚の絵を描く。CELLO、GUITAR、TULIP、TULIP PINK。春を奏でる音楽と春そのもの。TULIP PINKは星のアトリエで3週の間、見守り、我々を慰め励ました。絵にして残す。
ほんのちょこっとしたことで幸せ。
どこに行ってもセンスのある人はいるものだ。センスとそれを生かし、表す気持ち、心意気。それらに触れると意気揚々となり、笑顔になる。今日は1日その連続だった。得難い有難い。
新しい絵のスケッチをする。新しいとは言え、ちょうど1年前に描いたスケッチをもとにして。絵は、現存している幼少期のクレヨン画と現在のものとではモチーフに対する愛情という意味で大差はない。問題意識や哲学が重要ではなく、好きか […]
気力と体力を自由にする。広い空間に漂うように浮遊感のみがある。右でも左でも上でも下でもなく、ゆっくりと回転する。漂い、どこかに辿り着くでもない。辿り着く漂い方ではない。入口があったとか出口を目指すとか、そういうことでもな […]
ゆっくり休む。昼寝する。夢を見る。
今日も星のアトリエに籠りきり。するべきことに集中する。
1日チェリスト溝口肇写真集のデザイン、2冊分の作業。毎月1冊のペースで1年間、とうとう12冊揃う。溝口さんは被写体としても魅力的だが、写真家としても人並外れた才能を持っている。溝口肇写真集と言うが、溝口さんの撮った写真が […]
南北朝時代。幕末から明治維新。大日本史。今知りたいと思うことのいくつか。
内側へ旅する日々。長い旅。
いつでもどこでも出来ること。気の集中。時間の長さは関係なく、一瞬でもよい。その積み重ねが想像も出来ない力になる。そして、力になっているとは意識しない、出来ない。そんな力になる。
なんだかんだ言っても、やはり日曜日は楽しみだ。そして、甘ったれなせいか、月曜日は少し憂鬱になる。気持ちや心、体力などの過剰な充実は、憂鬱や楽しみさえも吹き飛ばして突き進もうとする。金曜日も土曜日も日曜日も、祝日さえも。自 […]
節分。人との出会いを大切にする。自分の事や成す事、成さぬ事をあれやこれやと言おうと、自分がしたいようにする。人のせいにしない。日々生きるなかで守る事。神も鬼も自分の内にいる。
時々必要な内側への旅。深く内向して、奥底にあるものを見ようとする、気付こうとする。美しいものと醜いものが絡み合ってゆらゆらと踊る。美しいものは儚く脆く、醜いものは図々しく強靭に感じられる。それらとじっくりと対峙していると […]
路上にて、水掛不動のような人に会う。さらに大日如来、菩薩、七福神のような人々を知る。
朝から結城方面へ。まだまだ道路がアイスバーンのようになった箇所も多く、油断ならない。一生懸命に仕事をしても、人の評価はままならない。正しいことの評価さえも、見たり感じたりする位置や間合いによって異なるものだ。
蒲田の木工工房でミーティング。こじんまりした空間に椅子などが並ぶ。木を扱う工房の空気は、僕の育った幼少期から少年期の環境を思い起こさせる。