‘PICTURE DIARY’

PICTURE DIARY 2706WE2018

梱包した作品を、館から創庫へと運ぶ。

PICTURE DIARY 2606TU2018

館からの引越し。壁から次々と絵が降ろされ、梱包される。

PICTURE DIARY 2506MO2018

K.K.のポートレイトを描き始める。初めてのソロアルバム「それから先のことは…」をモチーフにして。フォーククルセダーズの頃から憧れの人、ミカバンドも大好きだった。一度だけレコーディングスタジオでお会いしてご挨拶したこと、 […]

PICTURE DIARY 2406SU2018

楽日。この館での暮らしも今日まで。明後日は引っ越しだ。

PICTURE DIARY 2306SA2018

アンザイハジメ選手来る。アンザイ選手のバンド、チョコベィビーズのギターで、今は常陸那珂に住む旧知のサガワ選手来る。さらに麗しき女性陣も来る。アンザイ選手たちが来ると愛すべき楽しいことも舞い降りて来るのが不思議。麗しき女性 […]

PICTURE DIARY 2206FR2018

展覧会も残すところあと2日。始まってみると、あっという間。ああもしたい、こうもしたいで始まって、ああもできれば、こうもできればで日々を過ごし、ああしよう、こうしようで楽日を迎える。やってみて解ることばかり。あと2日に凝縮 […]

PICTURE DIARY 2106TH2018

出掛けに豊前房の若大将に行き会う。車から挨拶。あまりにも御無沙汰。美術館へと向かう。多くの来場者で賑わう。

PICTURE DIARY 2006WE2018

日本橋人形町で人と会う。道々、人形町と高円寺ではどちらが好きかと尋ねられて、どっちかなと考えたが、どちらが好きと答えられるほど、どちらのことも知らない。なぜ急にそんな質問をしようと思ったのか。新宿オペラシティに五木田智央 […]

PICTURE DIARY 1906TU2018

終日外出の日はサンドイッチを作り持って出る。定番メニューのバナナとチーズ。バターの代わりに黒胡麻ペーストをたっぷり。レタス、キュウリ、ニンジンのスライスを挟むことも。二つ作っておやつにする。遠出する時のピクニック気分で。 […]

PICTURE DIARY 1806MO2018

陽が暮れて雨になる。しとしとと。今朝、大阪府北部を震源とする大きな地震があった。早い回復を願い、亡くなった方々のご冥福をお祈りする。

PICTURE DIARY 1706SU2018

大分長い時間書き物に集中した。ばらばらに離散している考えを筋道を立て一本にまとめようとするが、頭の中にあるアイデアが自分には理解出来ているつもりでも、文字や言葉にして他人に分かるだろうかと幾度となく推敲する。箇条書きの短 […]

PICTURE DIARY 1606SA2018

ひとつ進むと次のステップが見える。ステップを踏むとさらに上が見える。そして見晴らしが少し良くなる。見晴らしが良いところに居ると、見付けてもらい易くもなる。

PICTURE DIARY 1506FR2018

しもだて美術館に着くと、市内の小学生30名ほどが学芸員の説明を受けながら作品を鑑賞している。どの作品が好きですか?と質問すると、ぜんぶー!との答え。それは嬉しいね!学芸員がミックさんですよ、と子供たちに紹介してくれる。今 […]

PICTURE DIARY 1406TH2018

頭を休めようとするが、意識すると難しい。ぼんやり過ごすのにもちょっとした工夫や努力は要る。切り替えが大切だが、好奇心の強いネコ科の性格。ネコたちを見習い、ネコのように振る舞い、うっすらと眠って過ごす。

PICTURE DIARY 1306WE2018

星のアトリエへの来客、今とこれからの話。夕方、FM COCORO、GONTITIデビュー40周年のお祝いコメント録り。星のアトリエ周辺の工事の騒音は未だ止むことなく、来てくださると仰るが自転車でスタジオを訪ねる。5分程で […]

PICTURE DIARY 1206TU2018

水戸から仲良し三人組の女神様たち、美術館に揃って舞い降りる。各室をぐるりとご鑑賞くださり、これが好きだと目に止めた作品が三者三様かと思いきや、エンジェルシリーズの中の三作品が三人共に好きだとのお言葉に、さすが仲良し女神様 […]

PICTURE DIARY 1106MO2018

一日雨。ぼんやりと考え事。展覧会は残すところ二週間を切り、見るべき人が見るのだろうと思う。自分の表して来たことに向き合う機会が巡り、これもまた得難いことだ。見るべき人の筆頭は自分自身かとも思い、それもまた得難く有難い。縁 […]

PICTURE DIARY 1006SU2018

台風の影響もあるが、梅雨らしい雨。しもだて美術館では展覧会最後のイベント、茨城クラフアート、猪ノ原さんの桐下駄製作実演。妙齢のご婦人方の輪が出来る。一本歯の桐下駄に興味、立ってじっとしているのは難しく、むしろ歩き回る方が […]

PICTURE DIARY 0906SA2018

カザルスの「鳥の歌」。スペインの鳥は、ピースピースと啼くと言う。溝口氏のチェロで絵を描く。筆を動かすのは僕だが、描かせてくれるのは溝口氏の奏でる音楽と、見守るように耳と目を凝らすお客様方だ。ほどなく木製パネルの上に太陽天 […]

PICTURE DIARY 0806FR2018

明日の準備をする。溝口氏の音楽を聴きながら太陽天使を描こうと考える。その時その場で強く感じたことがあれば、それを描くだろう。しかし今は明日のその時間に太陽天使を描こうと思う。同じテーマとモチーフを繰り返し描く。人は太陽に […]

PICTURE DIARY 0706TH2018

時間は素粒子のような、未知の何物かの数だけある。時間は進むが、方向が決まっている訳ではない。時間は物質と共に集散を繰り返して宇宙と言われ無限である。今日の考え。

PICTURE DIARY 0606WE2018

東京や関東地方に梅雨入り宣言が出た。一日雨。

PICTURE DIARY 0506TU2018

バイクのペダルをゆっくりと楽しんで踏む。かなり暑いし陽射しも強い。夜になって鏡を覗き込んだら、顔が陽に焼けている。原宿までの打ち合わせの行き帰りだけで。太陽がきっちりと満遍なく仕事をしている。

PICTURE DIARY 0406MO2018

自分の今を強く意識して描こうと思う。過去や未来では無い、永劫の今を。今の一瞬の連なりで生き、存在している。今だけを強く意識して描こう。欲を持ち描く訳では無い、描く欲を持つ。

PICTURE DIARY 0306SU2018

水戸、茨城県近代美術館で開催中の展覧会「美術館へのおくりもの」に因んだマルシェ、Le Cadeau/おくりものへ。縁がありフライヤーに絵を描かせていただいた。美術館の前庭から、なだらかに傾斜して千波湖を見渡す緑の草上に、 […]

PICTURE DIARY 0206SA2018

喜多流能楽、「燦の会」。十四世喜多六平太記念能楽堂にて。「通盛」、「海人」。狂言、「伯母ヶ酒」。夫婦の愛の物語、母と子の愛の物語、酒への愛の物語。能楽の世界を描くとしたらと考える。姿かたちではなく魂を描くとしたら。

PICTURE DIARY 0106FR2018

虎ノ門JTビルの1階ラウンジにて、安齋 肇氏のトークイベント「空耳人生友の会」、OBANDOSのメンバー4人でゲスト出演。朝倉世界一、白根ゆたんぽ、薙野たかひろの各氏と。宿題工作展の歴史からOBANDOSへの発展?など、 […]

PICTURE DIARY 3105TH2018

スクラップアンドビルド、破壊と再生。サステナブル、継続可能。世界の未来を美の観点で捉えるとき、自然界を抜きにして考えることは出来ない。世界各地の古来の文化、伝統と工芸を守り発展させて、子供たちへと手渡すことがこの星の未来 […]

PICTURE DIARY 3005WE2018

BEAMS社2018年秋冬内覧会から東京ビッグサイト、INTERIORLIFESTYLE展へ。密かにプレビューした参考品がことのほか好評と聞く。クリエイションの中心にあるフィロソフィについて感じ取る一日。

PICTURE DIARY 2905TU2018

姪夫婦の娘だから大姪、大姪から見ると僕は大伯父。まだ5ヶ月だが、展覧会を見て大はしゃぎだった。予約した料理屋で昼の弁当を食べながら、大姪の発する言葉以前の声に耳を傾ける。上機嫌とややご機嫌斜めが交互にやって来て爺のような […]

PICTURE DIARY 2805MO2018

九州が梅雨入りしたという。大分早い梅雨入りだ。明日の東京地方の湿度は60パーセントと天気予報。暦と季節がずれているかな。この世の中に変わらないものなどは無いということを知れば知るほど変わらないでいて欲しい。変わると良いな […]

PICTURE DIARY 2705SU2018

目白の森田茂アトリエで「安増千枝子アトリエ展」を観る。森田画伯の娘であり、画伯の身近で研鑽を積んだ方でもある。森田画伯の特厚盛りとは正反対の、しなやかで力強いが優しく麗しいタッチは独特のものだ。色彩も柔らかく、庭に咲く紫 […]

PICTURE DIARY 2605SA2018

久し振りに昼寝などしてゆっくりと過ごす。

PICTURE DIARY 2505FR2018

MUMIC第14回。ロバート・フリップの肖像画を掲げて。R.F.は好きなミュージシャンたちとの共演も多く、愛聴盤は数知れない。「夜のプレイリスト」売野氏の5夜連続の最終夜。かの香織さんのアルバム「裸であいましょう」を選ん […]

PICTURE DIARY 2405TH2018

車を走らせていると、金色の光の射す荘厳で雄大な天使の梯子に出会う。空と大地とが広く見渡せる場所でないと見ることの出来ないスケール。還り着くと、修繕中だった星のアトリエの屋根が、赤茶色から美しい青になっている。今までと正反 […]

PICTURE DIARY 2305WE2018

星のアトリエ屋根工事、雨が降りはじめたので職人帰る。夜になりNHKFM、作詞家売野氏、ブライアン・フェリーとロキシーミュージックの「夜のプレイリスト」。星が降りはじめたので気持ち良く眠る。

PICTURE DIARY 2205TU2018

水戸へ。茨城クラフアート懇親会。3月のスパイラルガーデンでの展覧会からちょうど2ヶ月が経ち、舞い上がった気持ちや想いも、既に静かに沈殿した頃合いかと思う。9人の伝統工芸士と旅する道程の道標。ここからが冒険旅行の始まりだ。

PICTURE DIARY 2105MO2018

ニュースで、ハリー王子様とミーガンさんの結婚式報道を視て、世界中の人々が愛の物語を喜び、祝福しているのだと感じた。今の世の中でひときわ夢に溢れて、60年代のヘップバーンの映画や、アメリカのハッピーでフェアリーなアニメーシ […]

PICTURE DIARY 2005SU2018

しもだて美術館、ART in LIFE、茨城クラフアートのワークショップ、小室 久氏とご子息の太郎さん。「継紙を作る」。一部始終を見せていただいた。当然だが知らないことばかり。一つ一つの作業工程は単純で当たり前なのに、確 […]

PICTURE DIARY 1905SA2018

どうやら屋根を見た出入りの工務店の親方によると、割れた屋根瓦のコーキング剤が瓦の性質と合わずに剥離して、以前の工事では瓦を取り換える訳にはいかず、ひびが入っている瓦がかなりの数ではあったのだが、元々は灰色の瓦を補修して、 […]

PICTURE DIARY 1805FR2018

ライ・クーダーの新しいアルバムを車の中で聴く。アルバムのジャケットは古い街角と帽子の男だが、夜の家でも朝のアトリエでもなく、初めて聴くなら昼間の田舎道かなと思う。高速道路から国道に降りて、道々何回か繰り返し続けて聴いた。 […]

PICTURE DIARY 1705TH2018

水戸の友人夫妻が美術館に来る。ぐるりと案内する。カフェでお茶を飲みながら世間話。そんな何でもない時間が嬉しく楽しい。日に日に館が自分の場所になるのを感じて、次は寝室を作品にして住むような展覧にしたらどうかなと思う。

PICTURE DIARY 1605WE2018

ロバート・フリップを描き始める。奇しくも今日はロバート・フリップ氏の誕生日で、愛妻トーヤとの結婚記念日だと知る。MIMMにもMUMICの開催情報をアップロードして、SMELL BARでも告知を開始したところだ。うさぎをい […]

PICTURE DIARY 1505TU2018

出先で昼を過ぎ、急ぎの用事で時間も限られていた勢いで蕎麦屋に入り、空腹に飢えわかめ蕎麦の大盛にしたら、これでもか、とばかりにわかめが乗っていて嬉しいが、大きな器の蕎麦汁に潜らそうにも汁が隠れて足らない程の量。わかめが汁気 […]

PICTURE DIARY 1405MO2018

ふと譜面にあらわせる音楽には際限があるかも知れないと思った。人類の音楽史のなかで、今まで幾つの曲が作られて来たのだろうか。音符の無限とも思われる組み合わせで生まれるメロディーやハーモニー、リズム、さらにアレンジ。そしてあ […]

PICTURE DIARY 1305SU2018

母の日。墓前に参る。東堂さん不自由な足をいたわりながら展覧会に来てくださる。住職と共に。辻氏のワークショップ盛況。人々の伝統工芸への強い感心を感じる。改めて漆について知ることが多い。まず木を漢字で表す場合、偏が木偏でない […]

PICTURE DIARY 1205SA2018

ART in LIFEギャラリートーク。漆芸家、辻 徹氏と共に。トーク終了後、辻氏が遙々と、そして遠路恐る恐る乗って来た愛車、1965年式モーリスマイナーを見せていただく。「エンジンルームなんてスカスカなんですよ」と辻氏 […]

PICTURE DIARY 1105FR2018

からりとした良い天気。人と会うのは、常に必然。喜びのあること。朝早くから絵を描く。朝の光は成長を促す。そういう絵になる。夜に描く絵は、夢うつつの世界に入りたがる。いつ何をするかによって時間や季節の持つ特性が刷り込まれる。 […]

PICTURE DIARY 1005TH2018

人と人が出会うのは面白い。砂浜の砂同士が隣り合う、急流を下り転がる石が岩に当たる、蜜蜂が花に停まる、雨が蛙の頭で弾ける、宇宙で一期一会。一粒の米を箸の先に見る夕食。

PICTURE DIARY 0905WE2018

大きな音をたてて隣のアパートが壊されて行く。恐竜のような機械が壁を打ち、アルミニウムの窓枠をくわえ、引きちぎる。崩れた壁の向こうにリビングルームやバスルームの断面が現れて、淡いピンクのタイル張りにさっと亀裂が入ったかと思 […]