‘PICTURE DIARY’

PICTURE DIARY 3107WE2019

アリスをブラシしたらテニスボールほどの毛玉が採れた。プリンセスは右側、はい左側、お腹もね、と手入れに対する関心は高く、満足気。エステ好き。

PICTURE DIARY 3007TU2019

午後打ち合わせに出るが自転車は無理。眩暈がしそう。梅雨が明けて逞しい夏が来たが、必要以上に肉体を見せびらかせようとする、今が盛りの青年のごとき夏野郎。炎天下、翼を隠した涼しげな天使が、日傘のパラシュートを開いて舞い降りて […]

PICTURE DIARY 2907MO2019

日本橋人形町でミーティング。居酒屋、寿司屋、洋食、割烹など、大小店構えの見事な老舗が多くあり、気が向く目が向く足が向く。雑多な光景がこの国を表している。

PICTURE DIARY 2807SU2019

夏が来た。一日のんびり過ごす。何かはしているのだが、何もしていないに等しい。隣に出来た集合住宅の非常ベルがけたたましく鳴り響き、すぐに誤作動と分かったが、15分程も鳴り続けて暑さに輪をかける。夏が来ている。

PICTURE DIARY 2707SA2019

「たまがわ夢花火」。多摩川の河川敷を借りて、プライベートな花火大会。参加者は200人程。台風の接近で風雨が心配されたが無事開催する。人混みもなく、小さな子も安心して手持ち花火や西瓜割りを楽しむ。打ち上げられ、頭上で開く花 […]

PICTURE DIARY 2607FR2019

中野監督、dipの木村氏、プロデューサー山藤さんと会食。Peace Nippon Projectの話題を中心に。中野監督の映画Peace Nipponの美しさは純粋で素直。封切から早一年。今後についてそれぞれの想いを語る […]

PICTURE DIARY 2507TH2019

祇園祭。神輿が繰り出し、門前にやって来る。引手担ぎ手囃子方、今日ばかりは神に仕える若い衆、やんちゃな笑みが清々しい。天に届け祷り。

PICTURE DIARY 2407WE2019

Smell BarでBeaute Sevenの収録。YouTubeチャンネル用に四方さんと対話形式で。得難く楽しい時間だった。足早に断片的にした会話の中で、四方さんが東京に出て来るきっかけになった 、加藤和彦さんからのお […]

PICTURE DIARY 2307TU2019

短い時間だが久し振りに陽射しが届く。届けたのは雨雲かも知れない。バイクのペダルをゆっくり漕いで打ち合わせに。さもなければ汗の雫がまた街を濡らす。

PICTURE DIARY 2207MO2019

宇宙で起きる全てのことには関連がある。世界で起きる全てのことには関連がある。身近で起きる全てのことには関連がある。ネコを撫でると、風が木の葉をそっと揺らす。風呂の煙突から火の粉が飛び、流れ星が夜空を過ると、浜辺で光る青い […]

PICTURE DIARY 2107SU2019

旅の途中で分かれ道に立つ時、旅の切符を手に入れる時、自分の意志で道を選び行く先を選ぶ。道標や時刻表には丁寧に行先が記してある。自分の考えで進むべき道を行き、行きたい所へ行く。その第一歩、投票そして選挙。

PICTURE DIARY 2007SA2019

朝顔が一輪咲いた。この世界を彩る小さくて大きな喜びのひとつ。咲く、開く、生まれる、育つ。美の贈り物が窓辺に広がる。

PICTURE DIARY 1907FR2019

瀬戸徹作品展”もののはずみで重なる時間”オープニング。楽しみと遊び心が見え隠れする真摯なコラージュ作品群。何よりも無垢な愛情を感じる。

PICTURE DIARY 1807TH2019

見事にのびた蔦の若葉を旨そうに食べる尺取虫。室内の植木鉢周辺に黒い小さな玉が落ちていると思ったが、落とし主は君か。しぶしぶの体で庭に移動してもらう。やがてどんな立派な成虫になるのだろうか。

PICTURE DIARY 1707WE2019

中学校の食堂の売店にウインナーの揚物があった、魚肉ソーセージより少し小さいサイズ。ウスターソースをたっぷりかけて、熱々を、パクリ。うまい。中学、高校と六年通った学校の学食でしか見たことも無いし食べたことがない。成長期、部 […]

PICTURE DIARY 1607TU2019

旧盆。古よりの愛のかたちをどう表現し、伝えるか。どのように受け止めるか、受け流すか。表現する者として。かたち作るものとして。

PICTURE DIARY 1507MO2019

絵を仕上げる。4枚にサインを入れる。

PICTURE DIARY 1407SU2019

一日絵を描く。描き始めると画想が湧いて、動くとやってみたいと思うことの訳が分かる。考えるだけでは気付かないものが見える。全てが納まると同時に新しいカオスが生まれる。粘り強く。

PICTURE DIARY 1307SA2019

橋沼 黎ソロピアノコンサート。阿佐谷、百瀬食堂で。初々しさと思い切りの17歳。終演後、同級生17歳トリオでブラームスなどの演奏。将来が楽しみ。百瀬さんの料理も素晴らしく、橋沼くん自身が企画したコンサートであることが愉快。

PICTURE DIARY 1207FR2019

MUMIC久し振り。みんなに助けられて。

PICTURE DIARY 1107TH2019

寒い7月。Thin White DukeならぬThin Colour Dukeと題してF60を油で描いている。ぬり絵のようにBowieナイフで描く。中途半端ギリギリの完成度を求めている。完成は常に無く、全ては途中経過であ […]

PICTURE DIARY 1007WE2019

星のアトリエにアプローチする砂利道に散歩の犬が落し物をした。運が付くと喜んでみるか。放って置くわけにはいかないのですぐ片付ける。

PICTURE DIARY 0907TU2019

一つを成し遂げるのではなく、全体を少しずつ進める一日。

PICTURE DIARY 0807MO2019

自然で居るのは難しいと思うのは、自然で 居るというのはどういうことかと考えてしまうから。余計なことは考えないに限るが、何が余計でそうでないのか、考えなければ解らない点が問題。呆けるか、感を研ぐか。呆けながら感を研ぐ自然の […]

PICTURE DIARY 0707SU2019

七夕。陰暦ならば8月になり、この地では梅雨の明けた夏の夜空に織姫と彦星の逢瀬を見る機会が多いだろう。アジアの各地に七夕の伝説はあり、隣の国では、その夜雨ならば逢うことの出来た嬉し涙と言われる。この国のみならずアジアの各地 […]

PICTURE DIARY 0607SA2019

不動へお詣り。お札をいただく。名物の鰻を土産にし、帰路、天丼と蕎麦を食べる。

PICTURE DIARY 0507FR2019

立花ハジメ個展オープニング、sa・sa・ca・na。亡き島武実さんのPrefabで。寂しさとクールな熱気。出来るだけ温かい虚無。

PICTURE DIARY 0407TH2019

足りない絵の具を買いに行く。他に欲しい色が沢山あり過ぎて全部あればいいなと思う。こだわりとは何だ?辞書には些細な点にまで気を配る、とあるが、当たり前のこと。

PICTURE DIARY 0307WE2019

絵の下描きをする。大切な作業だが、緊張感を求め下描きしない場合も多い。そして生まれる絶妙なバランスは、奇妙なアンバランスを生み、安定を凌駕する。

PICTURE DIARY 0207TU2019

手応えのある立体とは、吸い込まれるような色彩とは。記憶の彼方への旅。思い出す。

PICTURE DIARY 0107MO2019

見るべきを見る。聞くべきを聞く。嗅ぐべきを嗅ぐ。味わうべきを味わう。触れるべきに触れる。

PICTURE DIARY 3006SU2019

ミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画「砂丘」のサウンドトラックアルバムを聴く。今日の気分。

PICTURE DIARY 2906SA2019

休養日。土の力を感じる。大祓。

PICTURE DIARY 2806FR2019

心斎橋リフォームへ。クローゼットの奥で眠っていた、愛すべきワードローブを優しく目覚めさせる。時代を彩る想いと素晴らしい素材に新たな命を吹き込む。そういうことが出来る人はとても少ない。新しいものを作るよりも難しいかと思う。 […]

PICTURE DIARY 2706TH2019

街道沿いの肉屋、コロッケ50円。車を止めて2個買った。美味かった。

PICTURE DIARY 2606WE2019

MUMICだいぶご無沙汰している。再開しよう、好きな音楽を聴く会。

PICTURE DIARY 2506TU2019

白い蛾は幸運を呼ぶと言う。ここのところの仕事では、シンボルリックな表現をする機会が 多く、テーマやモチーフの意味について、思い出したり知識を得る時間を大切にしている。

PICTURE DIARY 2406MO2019

目覚めると起床予定を2時間過ぎている。いつもアラームはかけず、時間には必ず目覚めるのだが。余程眠りと夢が恋しかったのだろう。

PICTURE DIARY 2306SU2019

昨年より遅い時期になったが朝顔の網を張る。プランターには既に発芽して10センチほどになる朝顔の苗が思い思いに並んでいる。これからそれぞれが蔓を伸ばして花と緑のカーテンとなり、夏の太陽光線と視線を和らげるだろう。

PICTURE DIARY 2206SA2019

展覧会楽日から1週間が経ち、やっと少し落ち着く。

PICTURE DIARY 2106FR2019

呉服屋の主人が使っている、着物を包む大判の風呂敷の縞模様が綺麗なので尋ねると、問屋街で求めた洋物の生地だと言う。和物の風呂敷には大振りな物がなく、生地を繋いで店の人が縫ったのだそうだ。昔、西洋人が南方から海を渡りやって来 […]

PICTURE DIARY 2006TH2019

駿東さんから”THE PAPER”届く。二人の仲間と編集デザインした8ページのタブロイド版フリーペーパー創刊号。表紙の絵が象徴するように、駿東さんは駿東さんらしい素晴らしい道を歩いている。頼もしい […]

PICTURE DIARY 1906WE2019

いつものように時は流れる。今年は半分が過ぎた、あまりのスピードに自分が大人になったころどうなるのかな、と心配する若い人。

PICTURE DIARY 1806TU2019

PINK FLOYDのアルバム、WISH YOU WERE HEREのどこかにステファン・グラッぺりのバイオリンが入っているらしいが未確認。たまたま同じ時期に同じスタジオでレコーディングしていて参加をお願いしたという。ジ […]

PICTURE DIARY 1706MO2019

多くの人と古代への旅をした。ギャラリーの中で象徴的に、ミニマムに表した自然界の様相から感じるひとときに、この星のこの場所から生まれた青いユニサスの気儘な飛行を見るのだとしたら、あなたも風変りな古代人です。

PICTURE DIARY 1606SU2019

展覧会楽日。古代人が帰って行く。

PICTURE DIARY 1506SA2019

ぼくらは太古から連なる時間の中に生きている。時間の流れはひとつきりではなく、過去も現在も未来も同時に存在している。いつも人間が決めたことは厄介だ。

PICTURE DIARY 1406FR2019

ナイスは王様が呼んでも絶対来ない。呼ぶならこっちに来てと言う王子様。アリスは呼ぶと遠回りし時間をかけて来る。そして抱っこと言う姫様。王様は召使いと兼任。

PICTURE DIARY 1306TH2019

橘流の若き書家、吉也さんから文字の縁起について。聞けば聞くほど当たり前に面白い。朱鏡とは文字の間に魔が入り込まないように朱を刺すこと。文字に髭を付ける時には三、五、七と割り切れない吉数にして仲をさかないように願うこと。文 […]

PICTURE DIARY 1206WE2019

着物の帯の話から源氏物語絵巻、山口伊太郎さんの話題になる。京都の西陣とフランスのリヨンの関係のこと。ギメ東洋美術館のこと、美についての厳しさ奥深さ歴史に触れ、この道の果てしの無い永さに目眩さえする。今識る時。