PICTURE DIARY 0802TH2024
昔、最先端は尖っていたが、今、最先端は円く大きい。
昔、最先端は尖っていたが、今、最先端は円く大きい。
子供は父母の作品である。父母は子供の素材である。
名残の雪が陽に輝いている。夕方には端に寄せられて小山を除き。融けて道を濡らしている。所々はぐれたように転がる雪玉を踏み、歩く。
雪。街をモノトーンの抽象画に描きあげ、見る者を情感の世界に誘う。
立春。大工の次男、河合寛次郎と家の設計。ある種の理想。
節分。明日は立春。新しい始まり。
表現に結び付いている原体験のひとつ。零歳の時にしゃぶった、アヒルのセルロイド人形のクチバシの感触。流線型と官能の共存の発見。最近改めて強く思うこと。
二十歳の頃、谷村新司さんに大福餅をいただいたことがあった。おい、大福食うか?夜の原宿、ピアザの石段にて。
ルメール。イクイノックス。
薬味好き。薬味の中では山椒が一番だ。
水戸の下市、伊勢屋でラーメンときんぴら団子の昼食。ラーメンは昔ながら。子供の頃食べた味。名物きんぴら団子、草餅の餡が細か目のきんぴらゴボウ。美味い。孤独のグルメ風。
初不動。お不動さんにお札を取りに。家内安全は世界の安全。
夢に出て来た仕事。ワタシニサワラナイデというステッカーの製作と、一か八かという、1と8の目しかないサイコロの製作をすること。
あらゆることを楽しみと喜びに変える力。
箱を作る人にお会いする。手作業で箱を作るために型が必要とのことで、型を作るのだが、量産するには、箱を作るための機械から作るとのこと。
大事にしすぎて、どこに仕舞ったか分からない物がある。
少年の頃、夢中になるものがフォークであったりロックであったりしたように、今はダンスだ。
最近は、チャイコフスキーなどを聴くと、その時代の最先端を感じ、その時代に想いを馳せる。弦楽四重奏曲第1番第2楽章アンダンテカンタービレ、今更ながら、時代を象徴し現在も愛される名曲だ。
昨夜から一日中の雨は久し振り。夕刻には止む。雨が降れば長靴を履いて散歩。水溜りを蹴って。
PICTURE DIARY 2001SA2024土星の全体がガスだということ、初めて知った。実体の希薄なガスのような人生。それにしても、初めて天体望遠鏡で土星を見たときの感激を忘れない。土星のような実体。
眼が節穴。というのはさほど悪いことでもない。いずれにせよ穴の向こう側に見えているものがあるということ。しかし、中途半端に見えているというのはさほど良いともいえない。虚無へ。
塀の節穴と、その向こうの出来事。内と外、外と内。
生成的人工知能も道具に過ぎないのだから。それ以上でもそれ以下でもない。手入れが大切。
朝、髭をあたっている時に限って思い出す友の顔がある。普段思い出す訳でもなく、友は髭面でもありはしないのに。
絵の線の太さについて。選ぶ色の明度について。勘が働かないので昼寝する。
大河ドラマ”光る君へ”。初回は、贔屓にしているフットボールチームの負け試合を視た感じ。今後に期待。
誰も食べない刺身のつまのパセリを得意氣に食べる子供だった。今も変わらぬ薬味好き。
憶えなくてよい。感じること。大切なこと。
LuckyFM茨城に出演。麹町のスタジオから生放送。パーソナリティーは渡辺美奈子さん。デザインの話題などで楽しいひととき。3月の展覧会会場、東京駅構内にあるVINYL GALLERYを下見する。入場券が要るが、間違えて乗 […]
David Bowie命日。 必要な人々の心のなかにすむ。
仕事初め。暮れから年明けにかけて、温め育てた考えを、具体的に見えるようにする。
だるま市。だるまと言えば赤かと思うが、今では色とりどりのだるまがあるものだ。色によって、どんな意味を持たせているのだろう。五行かな。
七草。日本古来の節句や行事には智恵が籠められている。目を向け耳を傾けて尊重する。
直感の磨きかたに尽きる。
志ん生の落語、キーシンのトルコ行進曲。両者ともに素晴らしい臨場感。キーシンは生演奏を聴いて仰天し、笑いがこみあげたものだが、志ん生も見たかった。
連日のニュースに心を寄せながら、絵本の物語の推敲を重ねる。
平穏な毎日であるように祈る。
羽田空港で日航機と海上保安庁の機体が滑走路上で衝突炎上。
能登半島で大地震。元旦の寛ぎは消し飛んだ。被害の小さきを祈る。
紅白歌合戦。最初だけのつもりが、途中とばした処がありながら最後まで視た。ボーダレス、バラエティは素晴らしいが、歌って魅せる、本物の音楽が視たい聴きたい。
“孤独のグルメ”、大晦日と元旦に一挙放送は思い切った。拍手を送りたい。日本人の形成して来た食文化ここにあり。胃袋の未開拓地が、まだほんのすぐそこにあった。喰らうべし。
ガレージの主人は、今メルセデスの1955年製白のコンパーチブルに執心している。ドアの1ミリの隙間を修正するようなことを続けているという。ガレージの中央辺りに、先の天皇陛下御乗用の、やはり1955年製、黒塗りのメルセデスセ […]
千葉県、銚子へ行く。霞ヶ浦、鹿島、利根川沿いの道を走る。そんな景色に芭蕉を想う。昔はどのような旅でも命懸けだっただろう。
博多の展覧会が、昨日千秋楽を迎えた。賑わいと多くの出会いがあったと聞き嬉しい。博多を訪れることは無かったが、作品の魂はそこにある。
クリスマスらしいことの無いクリスマスだったが、自由でよい。MICHRISTMAS*!
言葉と線。言葉が線を生み、線が言葉になる。
吐く息が白い。ガラス窓に息を吹きかけ磨く。小学生時代の、教室の窓拭き掃除を思い出す。
冬至。南瓜好き。カンボジアが語源ときいた。
いばらきデザインセレクション表彰式。デザインの質は確実に上がっている。古きを訪ねて新しきを知る。新しきを知り古きを活かす。
子供の頃の冬の朝。着替えるための肌着を、夜のうちに敷蒲団の間に挟んで眠った。朝になると温かい。