‘PICTURE DIARY’

PICTURE DIARY 0403FR2022

鼎談取材。伝統工芸と未来について話す。温故知新。古きを訪ねて新しきを知る。訪ねかたと知りかた、そして知ったことの活かしかた。自然と人の有り様と未来。

PICTURE DIARY 0303TH2022

雛祭。板谷波山生誕百五十年。会社の設立記念日。三十四周年になる。耳の日。馬耳東風になりがちなので、努めて人の言うことをよく聞いて。

PICTURE DIARY 0203WE2022

先ず題材をイメージするのが始まり。次にイマジネーションを発揮し、メモやスケッチをする。素材が出揃ったらパズルの組み立てに入る。醸し出す言葉をヒントに吟うように。

PICTURE DIARY 0103TU2022

昨夜は夜更かしをして、起床がゆっくりになる。いつも早くに目覚め、運動と朝食を催促する猫たちも、氣を遣っているのか、遠慮がちに物音もたてず大人しい。春眠の様子だ。

PICTURE DIARY 2802MO2022

つくば、関彰商事でのインスタレーション”エスキャットの夢”は好評をいただき、明日3月1日から”エスキャットの夢・春”として、部分的に彩りも春らしい内容に替え、再度4月28日 […]

PICTURE DIARY 2702SU2022

梅の香が漂い、微かな風も温み、春の氣配に疑いはない。和菓子と茶が似合う日曜日を喜ぶ。

PICTURE DIARY 2602SA2022

植木鉢の土、乾くのが早い。水をたっぷりと。星のアトリエ、紅梅、白梅が開花する。今春は同じ日に示し合わせたように。

PICTURE DIARY 2502FR2022

短氣は弱氣のことか。氣長に強氣で行く。今日の印象。

PICTURE DIARY 2402TH2022

今日の青空、あまりに青くて驚いた。こんな青があるのかと。思わず色見本帖のカラーチップを見て探そうかと思うほど。瞳の奥に仕舞う。

PICTURE DIARY 2302WE2022

絵やデザインについて、元来師匠の居ない身としては、尊敬、敬愛する人々の全ては師と心得る。

PICTURE DIARY 2202TU2022

2が並ぶ日。何かしらに特別な意味を持たせるのが好きで得意な国民性。遺伝子の意志を感じる。

PICTURE DIARY 2102MO2022

言葉遣いは難しい。ああ言えばこうという弾みある会話は苦手で、どうしてもゆっくりになる。自分が何を言おうとしているか、返事しようとするうちに、話題など忘れてしまう。自分の世界の迷路から出る言葉は独り言のようになる。会話は難 […]

PICTURE DIARY 2002SU2022

昨夜の夢はリアルで面白かった。幾つかの実現可能なアイデアがある夢の物語。夢の中にも住んでいるのだな、という実感のある夢。

PICTURE DIARY 1902SA2022

最近食の好みや量、食事の時間など、身体の要求が次の段階に入り始めたと感じる。色々な場面で、一定の調子や安定を求めがちだが、いつでも変化は当然で必然だ。柔らかい心と身体を持つ。

PICTURE DIARY 1802FR2022

感じていたことの意味を知る。子供の頃から学校での勉強は好きになれなかった。絵やデザインが得意で美大に進み、充実した。学校の勉強が楽しくないのはおかしい。学ぶことが楽しく、夢中になれないというのは不自然だと思う。勉強に馴染 […]

PICTURE DIARY 1702TH2022

色々な処で変化の風が吹く。炎は風では消えず、穏やかで豊かな、暖かい火種として携えることが望み。平和を願う。

PICTURE DIARY 1602WE2022

何処にも偏らない歴史を知りたいと思うのだが。

PICTURE DIARY 1502TU2022

陶芸に窯変という現象があるが、自分の描く絵に起こらないかと妄想する。思う通りにならないものが、思わぬ状態と効果を生む楽しさ面白さ驚き。熱の性質と量による。

PICTURE DIARY 1402MO2022

昨夜の雪の残る朝。遠目に筑波が白く、薄絹をまとうように輝いている。

PICTURE DIARY 1302SU2022

外への旅が出来難い分、内への旅に出る。果てしない。

PICTURE DIARY 1202SA2022

ベストを尽くし競技するウインタースポーツの素晴しさ。送られて来る映像は、選手たちの日々の輝きのほんの一部。大部分は雪面と氷面の下に。

PICTURE DIARY 1102FR2022

未来への光。建国記念の日に点す。

PICTURE DIARY 1002TH2022

心が細くなりがちな日々が続き、皆それぞれ結び合い、繋がり合いながら生きている。疲れたら少し楽にして、ゆっくりと深呼吸する。通り過ぎるものは足早に、留まるものはふんわりと優しい。

PICTURE DIARY 0902WE2022

明日は大雪になるかも知れないという。星のアトリエ玄関、出入口辺り、通路の滑りやすそうな箇所を除雪準備する。

PICTURE DIARY 0802TU2022

陽に当たると、元氣が出る。

PICTURE DIARY 0702MO2022

父もすぐ下の叔父も、同じ大学で中国の古典を勉強し研究した。平安時代の歌、そもそもの国の有り様など、この国の文化の成り立ちを知りたいと思うこの頃。亡き人々の想いを少しずつ手繰る。

PICTURE DIARY 0602SU2022

必要なものは全て揃っている。心を楽にして相応しい機会を待つ。目に映っていても、見えないものは見えない。見えなくてもよい。そこにあるだけでよい。

PICTURE DIARY 0502SA2022

何ということもない日々の流れの中の、時間の岸辺に咲く花がある。描けるか。

PICTURE DIARY 0402FR2022

好いものに接すると、身体の芯から暖まる。

PICTURE DIARY 0302TH2022

立春を前に。ここから始まりと体内時計。宇宙時計があるとしたなら、どのような時計だろうか。

PICTURE DIARY 0202WE2022

明日は間が無いので、一日早いが豆まきをする。鬼もびっくり。

PICTURE DIARY 0102TU2022

社会に流通する製品の全てを安全無害な物にすることは難しいが、安全無害な物に近付けることは出来る。少しずつでも絶え間のない努力。漫然と歩みを進める訳には行かない。

PICTURE DIARY 3101MO2022

星のアトリエの庭のまだ小さな南天、紅い実が全て綺麗さっぱり無くなっている。蕾の膨らみ始めた梅の木に、とても良い声で歌うように鳴く番の鶯がいる。確かに喉に良いようだ。

PICTURE DIARY 3001SU2022

もうすぐ旧暦の正月。有史以来続く世界のスタンダード化。何かしらの理由で、全ての統一を図ろうと急激に変化する昨今。個人的には、人それぞれの価値観や、地域、国々の国民性、歴史的個性を大切に尊重したい。

PICTURE DIARY 2901SA2022

しりさんの主催する、さるハゲロックフェス2022新宿ロフト。OBANDOS出演、無観客配信ライブ。朝倉くん即興で歌う。吟遊詩人の誕生に立ち合ったとは安齋肇の弁。

PICTURE DIARY 2801FR2022

精一杯生きている。会う人の、マスク越しの眼差しから感じる真摯な輝き。くすぐったく切ない。

PICTURE DIARY 2701TH2022

エマニュエル・パユのフルートの音色。あまりにも自然で研鑽を感じさせない。なぜここに居て奏でるのか、初めてフルート出会った時に思い出し、氣付き、そして今があるのだろう。

PICTURE DIARY 2601WE2022

80’年代、カセットマガジンTRAを一緒に制作出版した故式田氏の兄上が館長を務めるギャラリー、ARTCOMPLEX CENTRE OF TOKYO。今年開館15周年を迎える。記念展のひとつとして旧友二人と、五 […]

PICTURE DIARY 2501TU2022

世界、この国、この街、道行く人々、全ては現在進行形。歩きながら感じたこと。

PICTURE DIARY 2401MO2022

アシスタントAのヘアスタイル、自身で刈るのだが、側面も後もいつもより短く刈り上げていて好い。例えれば、バウ・ワウ・ワウのアナベラのようだ。昔馴染みのスタイルを身近で見た。

PICTURE DIARY 2301SU2022

表現について、音楽でも絵画でも言葉を用いて語るものではない。楽器や筆に語らせるものでもなく、ただそこに在る、物言わぬ佇まいこそ無上。

PICTURE DIARY 2201SA2022

アトリエの片付けをしようと思いながら、保存していた銀杏を煎ったり、昼寝をしたり、靴下を畳んだり、雑事をするうちに日暮れる。

PICTURE DIARY 2101FR2022

紀尾井町サロンホールへ。久し振りにGuardian Museに会う。健在。星のアトリエ、暖房用灯油入れる。大寒。暖める。

PICTURE DIARY 2001TH2022

いばらきデザインセレクション表彰式中止となる。昼、水戸の”にのまえ”で蕎麦。高齢になり畑に出ることが叶わなくなった蕎麦農家の願いで、ご主人とご内儀は、蕎麦の畑を預り丹精していると聞く。朝霧のたつ丑 […]

PICTURE DIARY 1901WE2022

つくば、関彰商事本社でのインスタレーション「エスキャットの夢」、好評を得、会期が延長されることになるようだ。いつまでか、エスキャットからの便りを待とう。

PICTURE DIARY 1801TU2022

祖母、伯母の遺した茶道の炭がある。茶の道に寄り道しようかと思うほど。寄り道などと言えば、祖母はまだしも、伯母はそのような生半可は許さないだろうな。

PICTURE DIARY 1701TU2022

箔の反射は見る者を異次元の世界へ誘う。特に自然な薄明かりのもとで。

PICTURE DIARY 1601SU2022

地球は生きている。宇宙の生命体のかたちのひとつ。そして宇宙も生きている。

PICTURE DIARY 1501SA2022

しばらく絵を忘れることにする。描くことから離れると違うものが見える。見えないものを見ようとしても、何も見えない。忘れると、思い出すものがある。

PICTURE DIARY 1401FR2022

家とアトリエなど、たくさんの鍵を持っている。どれがどこの、何の鍵なのか分からなくなり、困ることがある。それにしても、鍵の存在や、鍵穴の存在が好きだ。