PICTURE DIARY 1508SA2015
カフェの日除けの下を風が吹き抜ける。気持ちがいい午後、バケットとグリーンサラダにチーズとおまけにフライドポテトを注文し、バケットを手で千切るように半分に開いてチーズとサラダ、チーズに添えられていた干し葡萄を挟み、さらにバケットを両手の指先で揉むように平たく潰してパクっと食い付く。いつものように温かいレモンティーを飲みながら時折細めのフライドポテトをケチャップに付けて口に運ぶ。目の前にテーブルをつなげて陣取った20人程の女性ばかりの集団が楽しげに話したり笑ったり、誰かの一言に明るく大笑いする声。女の人たちの屈託のない笑いっていいな。これ以上の平和な景色はない。