PICTURE DIARY 3107FR2015
溝口肇氏のご案内で、和紙アーティスト堀木エリ子さんのプライベートライブに行く。寺田倉庫の内部の広い空間に巨大な和紙の作品が並べられている。音楽と朗読とダンス、コンテンポラリーダンサー森山開次氏のダンスは印象的だった。肉体からダイレクトに発する抑制の効いた力、鍛えているのは身体だけではない。糸の無い操り人形のようだが、決定的に違うのは、人形が操り方を指図している点だ。溝口氏のチェロは柔軟でしなやかな強さ。森山氏のダンスと絡んで果てがない。終わっても終わりと言えない残像が漂う。
エリコさん!