PICTURE DIARY 2405SU2015
東京オペラシティ、清水靖晃とサキソフォネッツ「GOLDBERG」公演。バッハのゴルドベルグ変奏曲を全曲サキソフォンとコントラバスに編曲演奏。靖っちゃんの音楽遍歴、才能、センスが凝縮して、アカデミックで茶目っ気のある新しいゴルドベルグを聴いた。音像から、充分に未来映像的な印象を得て、心から楽しい。不眠症の伯爵がバッハに直訴して作曲を願い、夜毎、弟子のゴルドベルグが変奏して聴かせ、伯爵を眠りに誘ったと言う逸話がなるほどと思える。靖っちゃんの音楽魂はかなりの部分がロックなので、子守唄のようにすんなりと優しく眠らせてくれない。しかし、例えようの無いまどろみをくれる。多くの友人知人が来場し、讃えた。