PICTURE DIARY 1211WE2014

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福助社の展示会に行って、とりどりの靴下を見て廻ると、やはりお洒落は足元からだなと思う。靴を差し置いて、と言うより靴は勿論のこと、男性のズボン丈が短めな昨今、着座の折、あるいは立ち歩いている時の靴とズボンの裾から覗く靴下のセンスは、その人物の生活や考え方、品格を表していると見る。今時は革靴もスニーカーなどを履く時も、素足に履いているように見える短い靴下の需要も多いと聞く。靴の中でずれない工夫に技術や注意が払われているようだ。女性のストッキングで注目したのは、いかにして、いかにも生足のように綺麗に見せるかと言うこと。ナチュラルメイクのように、メイクアップをしようと思うと高度な技術が必要になり、かえって難しくなるようなことにチャレンジして成功している事実。脱帽。生足と、超薄手のナチュラルに見えるストッキングを履いた足を対比した、福助社の「満足」と言うブランドのストッキングの雑誌広告は、カルティエや我がデヴィッドボウイを起用したルイヴィトンの広告を銀賞に抑えて、堂々年間雑誌広告の金賞第1位を獲得したそうだ。イメージより、リアルな現実を大切に感じる今が見える。

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