PICTURE DIARY 2211FR2013
行きつけのお蕎麦屋さんのご主人と世間話。いつも人の波が去った、閉店に近い時間に行くので、たまに手の空いたご主人と話をするのが楽しみだ。今日は珍しくおろし蕎麦を食べた。どうしても大根おろしが欲しかったので。お蕎麦屋さんは街の商店街からは少し離れた場所にあるのだが、商店街にはご実家が店を構え、ご主人が産まれ育った場所と言うことで、その近隣の事情は特に気になるのだろう。ここのところ続く景気の影響で、どこでも、どんな商売でも本当に大変だ。ご実家の向かいにあったおにぎり屋さんが店を閉めてしまったことや、同じように子供の頃から行きつけた洋食屋さんが夜逃げしたらしいとか、住む人はたくさんいて、人通りも多いのだが、わざわざ訪ねて来る人が多くなければ商売は成り立ちにくいのだなと感じる。人々にとって、自分にとってもあらゆる点で余裕の少ない暮らし向きなんだと思う。