PICTURE DIARY 1904FR2013
2代目のアシスタントだったY女史が、ご子息のM君と星のアトリエに来る。意外なことに初めて。お土産の草餅と、用意していたカットケーキを日本茶、紅茶を代わる代わる飲みながらいただき、ウィーンの話などを聞く。M君は昨秋、ウィーン少年合唱団のひとりとなり、この4月末から約2ヶ月の間、27公演に渡るジャパンツアーのために初めて帰国した。小さな大使の凱旋公演だ。ウィーンの宮殿での日常生活や団員としてのエピソードなど、話と興味は尽きないが、一昨日帰国したばかりということで時差ボケのご様子。星のアトリエのスタッフを交えて、ラミネートフィルムを使ったコラージュ作品を作って遊ぶ。面白く、愛らしい作品が次々と出来上がり、時は矢のように飛ぶ。仕事を終えた夫君のI君が到着し、I家の3人家族が携える空気は、軽やかで暖かく自然だ。それではまた、と帰る段になって、ぼくらもM君たちも名残惜しいと感じた。そんな気持ちを残して再会を約束するのが楽しい。