PICTURE DIARY 0603WE2013


大洗の海を訪れる。子供の頃は、夏になると両親や妹たちと、毎年バスに揺られて海水浴に行った。波が荒く、石が足に当たって痛い海だ。バスは、客席の一番前に座りたくて、いつもハラハラしていた。一番前に座れないと嫌だなあ、と心配で心配で。一番前の席に座って、ぼくの気持ちはバスの運転手さんになる。席から前に乗り出しすぎて「ボク、ごめんよ、バックミラーが見えないから、少し下がってね」。と隣でハンドルを握る本物の運転手さんから注意されること度々だった。気持ちは今も変わらない。

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