PICTURE DIARY 1801FR2013
「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」平家物語の冒頭にある盛者必衰は、この世の中の無常をあらわす仏教の言葉である。所用があり池袋へ。明治通りを車で走った。行きは渋滞して、見越した分早く出発したにも関わらず、何とか約束の時間には着いたが昼食をとる間が無くなってしまった。そんな時間のことが気になっていて向かう時には感じなかったのだが、帰路、時間の余裕を持って同じ道を辿り感じたこと。無常感。池袋の駅前から新宿、渋谷、渋谷は寄る所があり、横に入って公園通りを上から下って、渋谷駅横を通り星のアトリエに帰る道々。今日のぼくにとってこの道筋にはそれがあった。