PICTURE DIARY 1706SU2012


雨が上がると、とたんに蒸し暑くなって、雨の間に間に日本の夏が確実に近付いている気配がする。今年はまだ薔薇の咲くのをきちんと見ていないなと思う。どこかに見に行こう。見たいもの、見るべきものを見る。見たくないものも見る。見てしまう。そして短気になる。そんな時に、自分で自分のねじ曲がった機嫌を直す一つの確実な良い方法がある。それは、美しいものを見ること。どんなに草臥れていてもへこたれていても、美しいものを見ると、とたんに笑顔になり元気になる。出来れば回りに邪魔が入らずに、そのものと向き合えるのが理想だが、なかなかそうも行かない場合が多い。それは街中のあちらこちらにある。いつ見ても綺麗だなと思うものもあれば、新しい発見を伴うものなど色々だ。人の手によるもの、自然が生み出すもの、それら日々の美のコントラストが創造に向かわせる。

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