PICTURE DIARY 1006SU2012


音楽、ピアノで日光浴、音浴と言うのかな、音浴して日焼けした肌が火照るような心地の良いぼんやりとした倦怠がある。一日休養日にあてる。一昨日のエフゲニ・ポジャノフのピアノを思い返す。ドーンと言う左足のキックに驚いたこと、唸りを上げる低音域とうねるピアノ。この一月程の間に四人のピアニストを聴いた。イーヴォ・ポゴレリッチ、イエルク・デームス、クリスティアン・ベザイデンホウト、エフゲニ・ポジャノフ。それぞれがそれぞれに素晴らしい。どんどん広がる音像と意識に喜びがある。ピアノと言う楽器は印象派の絵画と密接な関係を持った時代がある。鍵盤による点描のように印象やイメージを伝え易い楽器なのかとも思う。そのように考えると、あるいは確かに抽象もものに出来るし、実際にそうであったろう。今日は朝からピアノをばかり聴いて、ピアノの鍵盤と鍵盤の間の音に身を横たえている。

One Comment

  1. かとびい より:

    うちにも娘のピアノがあります。
    もう,弾かなくなって何年になるでしょうか。
    惜しいことです。

Leave a Reply