好きな本を音読する。音読は言葉が耳からも入る。五感で読む。目で読み、声を耳で感じ、本を手に持つ重みと、ページを捲る指と紙の感触、インクと本の匂い。そうなると品はないが、指を舐めてページを捲るのは当然で必然なのか。そんなことを考える。指を湿らし味わうに値する文、音読して美しい。意味深く馴染み、滋養栄養になる。
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