PICTURE DIARY 1204TH2012


佐久間正英還暦祝いコンサート。CLUB ASIAにて。10バンドがそれぞれ30分程のステージ。佐久間さんがプロデュースなどでかかわりのあるミュージシャン達。そのほとんどとステージに立ち演奏するモンスター振り。やんちゃなスターズをまとめるサーカスの団長、あるいは調教師。ステージ変換のインターバルには一人で、あるいは出演者とトークで繋いだりと忙しい。早川義夫氏との話しのなかで、ミュージシャンは二十歳位の時に輝きが無ければ一生輝きは無いということ、そして五十や六十になっても頭の中身は十八、十九のままだと言う話しには全く同感。子供の頃には年を取ったらそれなりの悟りのようなものを得るものと思っていたが、いまはそれははっきりと幻想として認識している。佐久間さんは十六の時、JACKSの早川義夫さんのステージを見て人生が変わってしまったのだと言う。芸大を目指していたが、早川さんの通う和光大学へ。二十二歳で歌うのをやめて本屋になった早川さんの二十六年振りの再デビューを知って、プロデュースをさせて欲しいとお願い。佐久間さんが自らプロデュースをさせて欲しいと願い出たのは早川さんに対してが最初で最後とのこと、今のところは。早川義夫、佐久間正英のコンビネーションは今日に至り、今夜も緊張感のある素晴らしい歌と演奏を聴いた。佐久間プロデュースの若いバンドのなかでは、ウラニーノとN’夙川BOYSが面白い。VIOLENT IS SAVANNAも良かった。JUDY AND MARYのチャイルドだね、影響の深さと強さがある。佐久間さんとは大学の同窓だったマネージャーの内藤氏、マネージャー歴四十年、今日が誕生日。共に還暦おめでとうございます。素晴らしいです!こんなに内容豊かで良く笑ったコンサートはない。今夜大活躍したTAKUYA氏のバースデーコンサートも面白さはピカイチだけど、今夜も大いに笑った。HYSTERIC BLUEのTAMAちゃんと拓哉くんとも久し振り、SCREAMING FROGSという二人の在籍する新しいバンドにも注目。今夜のラインナップの中にあってdip in the poolの甲田益也子さん木村達司氏の空気感は得難いものだね、霊的。UNSUSPECTED MONOGRAMは佐久間さん究極のバンド。ご子息、佐久間音哉氏が効いている。GRAYは圧倒的、小さな小屋でもドームでも同じパワー。TAKUYA氏、TAMAちゃんとJUDY AND MARYから一曲「MUSIC FIGHTER」、凄い曲。PLASTIXにはN’夙川BOYSのリンダさん、TAKUYA氏が参加。二人のフロントアクトはTOSHIO NAKANISHI氏とぴったりはまってびっくりした。立花ハジメ氏も最後に恭しく参加、花を添える。偉大なプロデューサーの前ともなると、出演する皆は精一杯のパワーを出し、時には精一杯以上の何かも出た。観ている僕らも精一杯。出演バンドを出演順に。VIOLENT IS SAVANNA、ウラニーノ、HYSTERIC BLUE/TAMA,拓哉,若菜拓馬,力石理恵,佐久間正英、dip in the pool+佐久間正英、早川義夫+佐久間正英,根岸孝旨,そうる透、UNSUSPECTED MONOGRAM、N’夙川BOYS+佐久間正英、GRAY+トシ永井,佐久間正英、TAKUYA+そうる透,佐久間正英,TAMA,若菜拓馬,佐久間音弥、PLASTIX/TOSHIO NAKANISHI,リンダ,TAKUYA,佐久間正英,屋敷豪太,佐久間音弥,立花ハジメ。パーティーセッションタイム。OVER THE DOGSとウラニーノのドラマー小倉氏。VIOLENT IS SAVANNAとTAKUYA氏でJUDY AND MARYの「ラバーソウル」、夢は叶うものだね。来場していた高橋まこと氏のドラムでBOOWYの「DREAMIN’」。最後に佐久間さんの「おやすみ音楽」は公開収録。ゆあさみちるさんと。

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