展覧会場に来た若いアーティストがミックさんの絵は参考にならないという。なぜ?と訊ねると、ぎりぎりまで線を少なくしようとする画風の模写は恐ろしくて出来ないという。超絶技巧の油画などは模写して技術を得ようと思うが、描けそうで描けない一本の線はあまりに難しい。唯一無二の抽象へと向かう先は、何も描かずに絵が在るということ。
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