PICTURE DIARY 2303FR2012
雨が降り寒い。今年は桜の開花が遅い。この様子だと4月の初め頃になるのかな。人の感覚だと、少し暖かな日があって、少し寒い日があると大分寒く感じる。人の身体は毛皮のある動物と違って、冬の毛や夏の毛と言うようには分かりやすい変化をしないので気付かないけど、実は身体の内部や肌などは目には見えないような大変化をしているのに違いないと思う。人もまた動物たちの毛が生え代わるように変化するのだと思う。そのことは心や気持も同様に大きな影響を与え、体や体調の変化によって不安になったり喜びに充たされたりと、気分の振り幅は大きく早くなる。雨が降れば元来、動物は活発には動かないものだろう。人もまた然り。個人差はあるにしても、はしゃぐ気にはなりにくい。寒ければじっと石のように固まってまんじりともしない。食物や空調のお陰もあり、人と四季の関係は曖昧なものになった。地球の温暖化と言うのは、四季を無くした人々の代償になってしまうのだろうか。だとすれば、地球と人間本来の季節を愛する心を大切に思い、感じようとすることが温暖化をほんの少しでも解消する道に繋がるのかも知れないと思う。