PICTURE DIARY 1707FR2020
流線型に夢や未来を感じる。訳知らぬ幼少時に流線型の物が好きで集めていた。なかでも車のウインカーやスモールランプなど、赤やオレンジの流線型のプラスチックパーツは、近所にあった廃品回収置場でゴミとなり、さらに不用品として棄てられた欠片を拾い集めた。流線型の乗物の絵を描いてはカーデザイナーに憧れ、後年スーパージェッターの流星号が登場した時には、自分の絵とそっくりなのに驚き、TVに夢中になった。流線型や楕円形が好きなのも、祖父が0歳の誕生祝いにくれた、セルロイドのアヒルのくちばしの流線型に恋してからずっと。