PICTURE DIARY 2311SA2019
美大生だった70年代にタイムスリップ。多摩美の芸術祭、オールナイトロックフェスでマキさんを楽屋から舞台袖まで案内したことなど思い出す。変わらぬ歌声と声量、以前にも増した表現力。同行し喜色満面なアシスタントAが隣でゆらゆら揺れるように眼を瞑って楽しんでいるのが不思議な現実感。初めて外国のロックバンドのステージに接した頃の客のように行儀のよい拍手と歓声。アンコール前の最後の曲で歩けなかったクララのように、いきなり全員立ち上がり合唱する様子に、ミューズに心寄せる思いの丈を感じた。カルメン・マキ&OZ、45周年記念ラストツアー2019、川崎クラブチッタ。