岡倉天心(岡倉覚三)は日本の美術を心から愛し尊敬した人です。
明治時代に生き、日本の歴史や美の根本を考えながら将来の日本美術に眼を向けた、まさに要の人。
この「茶の本」は岡倉天心がアメリカのボストンに滞在中に、本当の日本の美の心を総合芸術としての日本の茶を通してアメリカの友人に伝えようと、英語で記された本の和訳です。

THE BOOK OF TEA/KAKUZO OKAKURA 茶の本／岡倉覚三著 村岡 博訳(IWANAMIBUNKO)