PICTURE DIARY 3108TH2017
午後、うつらうつらしていると、隣人の話す声が聞こえて来る。何を言っているのかよく聞こえないので夢うつつでいたが、段々声が大きくなって、反対側の奥隣のご主人に怒っているらしい。どうやら時々放し飼いになっているその家の犬が、隣人の丹精込めた植木か何かをかじったかほじったか、奥隣のご主人が弁償するように言いますからと言うと、声を荒げて、犬なんだよ!犬!弁償なんて言っても犬をつないどけよ!と怒鳴っている。端で聞いている分には面白いのだが。気付くと廊下のガラスに何か当たる音がする。多分蜂だろうなと思い見に行くと、大きな雀蜂がガラスにへばり付いて格闘の様子。そっとガラス戸を開けるとさっと飛び去った。悠々とした姿。星のアトリエの鉄門に小さな黄色い蝶が幻のように現れて、鍵を差し込んで門を開ける一瞬に消えた。そんなような日。