PICTURE DIARY 1205FR2017
蔦薔薇の蕾がほころんで、隙間から淡いピンクが顔を覗かせている。同じように毎日、ほんの少しずつ仕事が進んで行く。完成がイメージ出来る部分と、どうなるか分からないものと渾然一体としていて面白く楽しみだ。完成形であるにせよないにせよ、イメージさえできれば素晴らしい何かにつながる。ぼんやりと空想とイメージの世界に遊ぶ時間がいとおしく、それらの世界を見えるものにし、感じることのできるものにする作業は果てしない。蕾の隙間から見える内側の世界、外側の世界。蕾から覗き見える淡いピンクは永遠へと続いている。