PICTURE DIARY 2010TH2022
夢日記をつけていたことがある。おぼろな世界におぼろな風景やおぼろな人々が現れては消え、消えては現れる。その様子に魅了され記そうとするが、余りにも不可思議が縦横無尽に入り組み、言葉や絵の説明が追い付かない。実生活の夢もさる […]
夢日記をつけていたことがある。おぼろな世界におぼろな風景やおぼろな人々が現れては消え、消えては現れる。その様子に魅了され記そうとするが、余りにも不可思議が縦横無尽に入り組み、言葉や絵の説明が追い付かない。実生活の夢もさる […]
地道に続けたひとつひとつ、小さな水滴が集まると、やがて大きな川の流れになろうとする。海へ出て雲に、雨となり地を潤し、道を示す。
いばらきデザインセレクション2次審査会。朝から分刻みのスケジュールに充実感と疲労感と。審査委員を拝命して5年になるが、年々茨城のデザインに対する意識と質が向上しているのを実感する。
朝から画材の仕入れなど、くるくる動く。午後はデザインのダミー作りなど、ぱたぱた済ます。頭や作業の切り替えなど、綿々淡々粛々。
時は流れる、思い出を乗せて。想いを届ける、時を集めて。
昔のものを大切にしたい。旧い家や調度品、建具、金具、日本には今ではもう作れない素晴らしいものが沢山ある。新しいものを敬遠するのではなく、さりげなく佇まう上品さ。今に伝わる姿形に敬意と尊敬を込めて共に生き、暮らしたい。壊し […]
鏡作品のシリーズがある。幼い頃、扁桃腺を腫らし、春と秋に決まったように40度前後の高熱を出した。熱にうなされて洗面所へ行き、鏡に写る自分を見て、まだ生きていることを確かめて眠る。鏡は自己を認識させる。左右が逆転する以外に […]
スケッチの日付を見たら2005年とある。作品制作の素材として入手したのは、更に数年遡るだろうか。今まで20年は眠りについていただろう。その時とスケッチの力と氣持ちは変わらない。眠る姫さまにキスをして、制作に取り掛かる。
10月7日金曜日、桑原茂一氏のPIRATE RADIOにて、僕の選曲で個展COSMYTH 5に因んだ曲を配信しました。アーカイブされていますので以下のアドレスからお楽しみください。プレイリストを掲載します。m* http […]
しろやぎさんからおてがみついた くろやぎさんたらよまずにたべた しかたがないのでおてがみかいた さっきのてがみのごようじなあに くろやぎさんからおてがみついた しろやぎさんたらよまずにたべた しかたがないのでおてがみかい […]
変な顔や、変な格好をして、体や頭の中から変を外に出してすっきりさせる。お馬鹿さんな毒を外に出さないと、溜まってお馬鹿になる。
展覧した作品などを手入れしながら、日々の出来事を思い起こす。来廊の方々の残像が作品と共にある。想いや思い出が作品になり、作品は見る人の想いや思い出になる。作品は自らの道を歩む。
個展無事に楽日を迎え感謝。今のすべてに。
矢張り晴れると嬉しい。
PIRATES RADIOの配信。60分の選曲。開催中の個展COSMYTH 5に因み。もともと好きな曲と最近聴く曲と。日常聴くのはクラシックが多い、それは植物に水をあげるようなもの。風通し良く剪定した選曲は、分かち合うプ […]
今日も雨。午後、出掛けようとアトリエを出ると、吐く息が白く驚く。天氣に置き去りにされ、上着の襟をかきあげる。
雨。いきなり秋の真ん中に居ることに氣付く。季節は人を甘やかさない。
旧暦、重陽。COSMYTH 5 個展初日。朝からギャラリーへ。一日過ごす。
展覧会の設営をしながら、ああ、これもまた大きな節目になるだろうなと思う。それくらい何でもない、凡庸な会場風景。
個展の搬入準備。あっと言う間に日暮れる。夢中な時間は短く感じる。集中していると時間は無限のように感じる。そう、過去も現在も未来も無限。
真夏のような陽の強さは無い。青い空に白い三日月と白い雲、美しい。桃食べる。美味しい。今年の桃はこれひとつ。
展覧会の準備、猫の手借りる。ゴロゴロ喉を鳴らし、撫でるようにと指示を出したり、フライヤーの山を崩して配布の助けをしたり、階段を駆け上がってニャーニャー作業の様子を見守ったり、腕の中に飛び込んで休憩の時間を教えたり、とても […]
絵を描いたり、料理でも、洋服のスタイリングでも編集でも何でも、クリエイティブな仕事は、楽しいから出来ること。ときどき厭になったり止めたいと思うのは、行き過ぎた向上心の業と知る。
そう言えば、と唐突に思い出したこと。子供の頃、靴下のゴムが弛くなると、ずり落ちないように輪ゴムで止めていた件。今でもそうだが、氣に入ると、とことん着たおすのでボロボロのものが多い。失礼だなと思いながら、そんな衣類をコム・ […]
あのね、ひとはね、かんがえてちゃだめなの。うごくものなの。ね。そういうふうにできてるの。
魂という字。云は雲、そしてつくりは鬼。鬼は戒めるべき己の心。ふんわりと。
虫の音が秋の訪れを告げる。暑さ寒さも彼岸までと言うが、確かに。星のアトリエの小さな庭の白梅の下、これも小さく精緻な蜘蛛の巣が陽に輝いて美しい。蜘蛛の所業を賛美する心と、羽のある小さな虫たちに注意を促す心と。
10.7.2022fri.23:00-24:00 PIRATE RADIO MIC*ITAYA EXHIBITION COSMYTH 5 MUMIC* 選曲家、桑原茂一氏のPIRATE RADIO、明日夜10月7日金曜日 […]
雨続く。目黒川、警戒水位に近付く。雨続く。雷、稲妻光る。水性顔料と水を使った半具半抽象画を描く。海。雨続く。雷。稲妻光る。
週末台風。小さいが大雨を伴う。台風の通り道、日本列島。
ときどきある何もしたいと思わない日。特に何もしない。
ミック・イタヤ個展“COSMYTH 5“始まりました。10月9日日曜日まで。 COSMYTH 5 MIC*ITAYA EXHIBITION EVERYDAY LIFE & CURONECOMIC* […]
水曜日はNHKfm、アルフィーの番組を楽しみにしている。20代の頃、出没する場所が同じ辺りだった、同世代の男たちの明るい話題がツボ。
早朝から出張。台風の影響が懸念されたが無事。
芙蓉と、朝顔が毎日次々に咲いて、心を慰め和ませる。きれいだね、すてきだね、と心の言葉をかける。そうして通い合うう人や植物、生きるもの、生きていたものの魂が世界を形創る。