PICTURE DIARY 1907TU2022
すうっと手から線が放れる時、紙の上に軌跡が残り、印される。空中の手の動きの多次元の感覚。
すうっと手から線が放れる時、紙の上に軌跡が残り、印される。空中の手の動きの多次元の感覚。
海の日。NHKfmではユーミン三昧。ゲストの方々、佐野さんやユーミソさんの話も面白い。リクエストトップ50。どの曲が1位になるのだろう、興味深く聴いた。音楽活動50年を支えたコアなファンの情熱や熱意、強い想いがあるのを感 […]
連休中日。明日も休日だと思うと素直に嬉しい。
子供の頃、庭のよもぎを摘んで、母や妹と一緒に作るよもぎ餅が好きで楽しみだった。今日食べたかからん団子は、餡を練り込んだよもぎの草餅を、サルトリイバラの葉で包んだ鹿児島の郷土菓子。美味しい。
嵐のような雨。降っては止み。止んでは降り。
ツール・ド・フランス山岳の3日間、最大23%の坂、歩くのすら難儀、ロードバイク登山。景色が楽しみ。
戻り梅雨。ロンドンのキュー王立植物園で新種のオオオニバス発見のニュース。本当に大きい。盆の入り。
思考や行いが短絡的だと感じる。そんなつもりは無いのだが、何かしようとして、ふと成り行きをなぞると、顛末がおっちょこちょい。
皆、自分を写す鏡を探してる。
天使になった鳩について考える。
漂うのが心地好いとしたら、風や流れが無垢だから。
驚きのニュース。理由や意味についての感覚は、人々の位置や立場によりその数だけある。
馬場先門所用。街の緑は宝。宝は緑。緑の葉、一枚一枚宝。そんな事を感じる辺り。
続いた暑さに、サボテンが大きくなった。
ちょっと放っておくと庭草が生い茂る。この小さなジャングルに住むものには素晴らしい世界だろう。僕は自分の庭への侵入者になる。
アメリカ独立記念日。福生に暮らした美大生時代には、横田基地が市民に解放され、アクロバット飛行などを披露していた。日本のアメリカ。アメリカの日本。今もアクロバット飛行は続いているか。
星のアトリエで昔の作品を捜索する。忘れていた面白いものに出会うこともあるが、過去の作品からは、自分自身と作品との普遍性と変化を感じて、これもまた遣り過ごすのにひと苦労。
久し振りに休養日。とはいえ片付けなど出来る範囲でせっせと。面白いスケッチなどが出て来て進まないのが常。
きちんとした目標を持つことが心の平安につながる。
大祓。暑さ、早い夏と思い清々しい。見るべきでないものは見ず、聞くべきでないものは聞かず、感ずべきことのみ感ず。強い陽射し、ジリジリと焼けるような陽射しを浴び、身体と心を健やかに保つように。身体に太陽、心に太陽。
原っぱ近くの家で貰い水。庭の水道から出る水が、蛇口をひねった瞬間お湯のように熱く、すぐにきんきんの冷水になり、頭から浴びると頭痛がする。草野球少年の夏。
人の魂と蛍の関係を信じる一人。
冷房は苦手なので、時々の除湿と扇風機が大活躍。何かにつけてグラデーションは大切だ。
真夏のような日。朝方から夕方まで集中して絵を描く。黒いTシャツに汗で塩の華が出来た。面白いデザインだが、プリントしても売れないだろうと笑う。
スケッチ、描き直しに次ぐ描き直し。丁度好い具合に完璧ではない絵が欲しい。
美しいもの、可愛いもの、それらを愛する心が作品制作の本質にある。分かち合い、喜び合う氣持ちが生きる。難しく考えてしかめ面をしていると、伝えたいことの裏側が忍び寄る。鏡を見る。
フランスにアンリ・ルソーという素朴派の画家がいた。ある時代を象徴する、最もフランス人らしい画家だと思う。下手なような上手いような絵に、行ったことも無いジャンルが描かれる。空想の世界。そこはフランスに産まれパリに住む異邦人 […]
時としてちょっと驚くこと。ラジオなどの出演者などが興奮したのか、声が甲高くなり裏返るのを聞くとき。
夏至。変わり目はいかにも変わり目。物事の行方もふわふわして、着地が決まるような決まらないような運び。
真夏日。自然は正直で素直。あらゆることの調和をはかり、有無を言わせず生きることを想わせる。
世界はステキな偶然に満ちている。