2月 2017

PICTURE DIARY 1202SU2017

初午。庭に小さな祠があり、お稲荷さんを祀る。行きつけの蕎麦屋の隣にパン屋が店開きした。絵を2枚描くが、1本の線の有る無しではたと仕事をとめる。構想の段階で持った印象と、実際に描き進めた雰囲気に相違はないが、描き込む絵では […]

PICTURE DIARY 1102SA2017

古代人が描くような絵。自分自身に内在する原始の記憶を呼び覚ます。空を見上げた時に感じる空漠とした懐かしさ、風が運ぶ微かな息吹、鳥の声、眠る猫、口に含んだ途端に判る風土、心が求めている、体が求めている和かな符丁。

NEWS-mumic opus2

ちいさなロックの館、Smell Barでミック・イタヤの主催するDJの夜第2回です。 星のアトリエで聴いてきた曲、聴かれている曲の数々をお届けいたします。 ぜひ遊びに来てください。 http://www.smell-ba […]

PICTURE DIARY 1002FR2017

地球、この小さな美しい星。この頃毎日よく考える、この惑星のことを。僕らを乗せて回転している、全宇宙が。僕らの内、外を問わずそれぞれの速度で。螺旋や渦巻きの痕跡やサインは当然のこと。世界各地に伝わり、遺されている文様には必 […]

PICTURE DIARY 0902TH2017

初期の資料を収めたポートフォリオの中から、多摩美時代の課題で制作した作品などを取り出す。改めて見ると、かなり生真面目に描いているようでくすぐったい。中村のんさんの依頼で、のんさんのブログにアップロードするリレーエッセイ用 […]

PICTURE DIARY 0802WE2017

毎シーズン手作りしているBEAMS LIGHTS with MIC*ITAYAの小冊子、第11号限定43部を作りサインとエディションナンバーを入れる。ストアーイベントでBLM*のコレクションご購入の方々にプレゼントする。 […]

PICTURE DIARY 0702TU2017

仕事の途切れる間合いがつかめず、外に出そびれる。今日は眠いので、昼寝などする。

PICTURE DIARY 0602MO2017

今日もスケッチ、スケッチ、とにかくスケッチ。昨日描いたロゴマークの修正をする。一晩経つと欠点が見える。星のアトリエの紅白の梅の蕾も大分膨らんだ。昨日は番の鶯がやって来て、手水の水を飲む姿があった。寒さ本番、やがて春。夕食 […]

PICTURE DIARY 0502SU2017

とにかくスケッチを描く。少ない線で。夕方小さなスケッチ用のノートを持って、久し振りの雨の中、蕎麦屋に出かけるが、せいろが目の前に出て来るまでに4枚描いた。少しでも歩いたり動いたりすると巡る。星のアトリエに戻り明日締切のロ […]

PICTURE DIARY 0402SA2017

土曜日が好き、明日は日曜日だから。週のうち一番ゆっくりとした気持ちになる。しかし、1月下旬から外に出る機会が多く、作品制作の予定が大幅に遅れている。どのように取り戻すのかお手並み拝見。土曜、日曜は星のアトリエにおこもりだ […]

PICTURE DIARY 0302FR2017

節分。豆まきをする。鬼は外福は内。子供の時から毎年必ずして来たことのうちのひとつ。鬼の面は作りこそしなかったが、イメージの鬼面を虚空に描き、豆まきしながら自分の中から小鬼を追い出す。なぜだか矢印の形の尻尾が生えたやつ。泣 […]

PICTURE DIARY 0202TH2017

人同士は会って話すに越したことはない。一昨日、仕事の進め方について、電話で話し腑に落ちない印象があったので、思い切って訪ね話してみると、電話口ではオープンに話せない事情があったということを知る。お互いに奇妙な誤解や悔恨を […]

PICTURE DIARY 0102WE2017

渡りに船というのは必ずしも良いこととは限らない。ただの御都合主義に陥ることも多々あるので注意。

PICTURE DIARY 3101TU2017

午後、体を整え仕事をする。絵のためのスケッチ、2〜3日寝かせておくと、どうすればより良いか、見えなかった部分が見えて来る。そんな箇所が無くなるまでにどれ程の時間が必要だろうか。気合もろともそんなことは構わない、という気迫 […]

NEWS-BEAMS LIGHTS with MIC*ITAYA 2017SS EVENT

2017年2月17日 金曜日ー26日 日曜日の1週間、ビームスライツ渋谷店、神戸店にて2017SSラインナップを中心に、BLM*ミック・イタヤのポップアップストアがオープンいたします。イタヤ来店日には、MIC*ITAYA […]

PICTURE DIARY 3001MO2017

Power Of Beauty新年会。星のアトリエにて、夕方から日本酒と寿司で。とは言え僕はほとんど呑めないので酒は皆に任す。一口いただいた「阿佐緒」は本当に美味い。寿司は魚屋から。美味いものを食べて呑んで笑顔と笑い声と […]

PICTURE DIARY 2901SU2017

サン・サーンスのピアノ曲をサン・サーンスのピアノで。ドビュッシーのピアノ曲をドビュッシーのピアノで。荒々しい美。お鈴の儀、天上から降る鈴の音、根源の音に洗われる。清清する。

PICTURE DIARY 2801SA2017

年若い同朋のブランドのために商標をデザインする。絵の中に文字が組み込まれ、一体化したアプローチは得意とするところ。祈る女性の絵をベースにデザインするのだが、合わせた手の位置で意味が大きく変わる。顔の前、顎のした、喉元、胸 […]

PICTURE DIARY 2701FR2017

溝口肇、鈴木大介コンサート、五反田、G CALL SALON。二人の共演は初めてだという。チェロとギターの軽妙であり深遠な音像。会場でピアニスト、谷川公子さんと久し振りの邂逅。ご主人でギタリストの渡辺香津美さんとのユニッ […]

PICTURE DIARY 2601TH2017

寺の庭には銀杏の大木があり、数メートル頭上の、何本にも枝分かれした枝と太い幹との間には、何種類もの植物が育っている。幹に近付いて思わず手を当てると、ほんのり暖かい。生きている。

PICTURE DIARY 2501WE2017

今野絢さん展覧会、銀座綿半ギャラリー最終日。縄文文化にインスパイアされた抽象。明るく朗々とおおらか。縄文土器は女たちが作ったと言われているが、縄文の文様や形は土を捏ねる手の赴くまま、導かれるままに形作られたらしい。やはり […]

PICTURE DIARY 2401TU2017

全ての仕事というものは、自然の摂理に寄り添うものと心得る。

NEWS-ミック・イタヤ講演会 文化デザイナー学院/水戸

茨城県水戸市 文化デザイナー学院にて、ミック・イタヤとアートディレクター西成田育男氏の講演会が開催されます。デザインワークや作品を紹介しながら、デザインとダブローの関係やヴィジュアルアートの可能性、そして地域の特性を生か […]

PICTURE DIARY 2301MO2017

江國香織さん、森雪之丞さん新作連弾詩集発売記念朗読会「扉のかたちをした闇」、日本橋三井ホール。舞台としての詩の朗読、演劇の一歩手前、あるいは一歩先の試みと映る。共演者は神木隆之介、加藤貴子、演奏、園田涼の各氏。江國さん雪 […]

PICTURE DIARY 2201SU2017

今日出来ること、いろいろなしたいことはあるが、しないことにする。間に合う、あるいは間に合わないという言葉があるが、その言葉の通り、間に合うこと間に合わないことが歴然とある。人の行為や意志としてその時選べることはひとつきり […]

PICTURE DIARY 2101SA2017

Smell BarにてDJ。オーナーのゴエモンとは知り合って40年近くになる。いまだに今夜のように、知り合った頃と同じ気分で真剣に遊べる友。月に1回は「MUMIC」をやろうぜ、と盛り上がる。助手AはDJデビュー、工夫のあ […]

PICTURE DIARY 2001FR2017

出張。車走らす。本格的な雪にならずに良かった。夕食は幼稚園、小学校、中学校、高校と、同じ学校に通った仲間とその仲間のひとりがオーナーシェフをする店で。痛いし痒いし、くすぐったい昔話に大笑いのひととき。得難い友の暖かい心に […]

PICTURE DIARY 1901TH2017

D.B.の肖像を描きあげる。1978年に描いてから39年後の2作目になる。明後日のMUMIC、smell barに飾る。

PICTURE DIARY 1801WE2017

いくつかの用件があり、自由が丘の街を歩くが、この街も変化するのが早い。店や建物が泡のように現れては泡のように消える。そんな様子に情緒は無い。しかし変化は当たり前のこと、不意をつかれるのが困りもの。

PICTURE DIARY 1701TU2017

寒い日が続きいかにも冬。