PICTURE DIARY 2704TH2023
庭のつつじが異次元の空氣を漂わせ、時間を遡るようだ。花の印象にはそれぞれ個性がある。
庭のつつじが異次元の空氣を漂わせ、時間を遡るようだ。花の印象にはそれぞれ個性がある。
インターバル。
星のアトリエ、大谷石の暖炉と一体化した2階への階段は、鉄製の手摺と共に星のアトリエのシンボリックなエレメントだ。今ではもう造ることは難しい。
東京、そして星のアトリエに溜まったものを自由にする。
断捨離が必要なのは、自分自身の心の内と知る。
システム大変革。遣り過ごす、乗る、ではなく、自分らしく造る。
少しずつ進む蝸牛が、目を離した隙にもうそこには居ない。全身全霊の柔らかく堅牢に生きる姿。
近頃の天氣、季節が入り乱れている。
本当の爺さんになった時のために、今見ておく。
大人ならではの新しい遊びを思い付き、興奮するやんちゃ坊主たち。
本などを読んで得る知識は大切。自分が元来携えた知恵はより大切。この世での経験以前を思い出す。
雷鳴轟き雹降る。子供の頃、畦道で石つぶてのような雹に降られ、泣きながら走り帰った。背負った籠に溜まった雹の重さに泣き笑い。母の回想。
雨の土曜日。詩人は言葉を呑み込み空高くに吐く。宝はいつも足もとにある。
星のアトリエでデザイナーのYとAが顔を合わせる。何ヵ月振りだろう。賑やかなのは嬉しい。さらにKとMが揃えば4年振りにはなるだろう。かつての日常は夢物語のようだ。博多で展覧会始まる。12年振り。
今とこれからの世界、スピードに注意。
スパイラルカフェでミーティング。ギャラリーで開催中の、現代美術作品展を遠目に見ながら。
自分に支配されている自分がいる。自由な心と氣高い精神は何より大事。
神田方面へ。滅多に行かなくなった辺り。美大を出たばかりの頃、神保町の外資系広告代理店でアルバイトをしていたが、正社員にならないか、との話が出た時に辞めたことなど思い出す。
どうやら独特なスイッチがあって、そのスイッチが入るとイメージや言葉や絵が次々と溢れ出す。それにしても、この辺だなと手探るのだが、そのスイッチの場所、入れ方、取り扱いが難しい。切るのは突然、勝手に切れるのだが。
春の風に乗り、遠く聞こえる子供の声と、猫の声の区別がつけにくい。
沖野修也氏が22時、松浦俊夫氏のTOKYO MOONが23時、インターFM。金曜の夜が楽しみになった。
ユニサスと少女のスケッチ。認め合い、尊敬の心。
星のアトリエデザインルーム、ドイツのLEUWICO社製デザイン用デスク、3台掃除する。天板が3枚あり2枚が引き出せて、1枚はドラフターとして自由に角度を選べる、優れたアナログデザイン。90年代のもの。
古民家の再生事業。古民家の建具や材などを貰い受け、掃除し保管し、販売する仕組み。
星のアトリエデザインルーム、ドイツのLEUWICO社製デザイン用デスク、3台掃除する。天板が3枚あり2枚が引き出せて、1枚はドラフターとして自由に角度を選べる、優れたアナログデザイン。90年代のもの。
夜、坂本龍一さん死去の報。先月28日とのこと。
エイプリルフール。僕は彼らに人の弱さを見たが、それが僕に跳ね返って来るのも見た。生真面目に生きるのはいつの世でも難しく、思わず握った石ころさえ、思うようになったためしはない。平和が一番だ。
美しい箱がある。開けずにいられるだろうか。
全員がメディアであることに氣付いた時代。
知恵、誰かが教えるもので無く、生来の授かりものとして。活かす。
花冷え。衣類の調整などこまめに。山深くひっそりと咲く桜。より美しく感じる。
星のアトリエ資材置場を整理。色々な物が出て来て面白い。フレアマーケットを開くか。
春の今頃の季節、爪の伸びるのが早い氣がする。
砂場、砂遊び。そこにはすべてがある。
まずイメージがある。言葉にし、見えるようにする、形作る、使う、役立てる、役目を終え、思いが残る、形を変え再生する、役立てる、役目を終え、新しい思いが残る、再生し続け、続く。
久し振りにテレビを視るが浦島太郎。番組出演者は誰が誰だか分からない、知らない人ばかり。現実から解離した馴染みの無い別世界。実際にタイムスリップ、あるいはタイムトリップしている。
誕生日。宇宙の魂、神々、ご先祖、祖父母、両親に感謝。
春分の日。コラージュ作品を1点製作。新品の素材ではなく、棄て去るもので構成するシリーズのひとつ。このPICTURE DIARYのような。
信藤さんお別れ会、SEE YOU 320、代官山UNIT。ゆかりのミュージシャンたちの献歌とメッセージ。あたたかな会。信藤さんありがとう。
日曜日、しっかり仕事。
一日雨の土曜日。明日あたり、晴れたら一氣に花開くだろうか桜。雨音を聴くと、身体がリズムを刻み始める春。
子供の頃、大人に憧れてしたことのひとつに、刺身に添えられたパセリを食べるということがあった。刺身の盛合せのパセリ、子供も大人たちも食べない。好きだった叔父が、サッとつまんで醤油をちょっとつけて食べる様子が好いと感じたもの […]
屋根の雨漏り。梯を架けて見てもわからない。屋根に上り歩き回るには柔軟性に欠ける。これもまた餅は餅屋。
あめつちほしそら あいにあふれ めにうつくし つきのひかり ちのやすらぎ ほしへねがい しずかなうた そらのあおさ らいめいきく そのような心持ちで描く。
明日は新しい友の命日。年齢を得てから出来た友。ふと彼を想う瞬間がある。手を止めず描く。
雨が降る。そっと何かを洗い流すように。
光と風を影で表現するとしたら、どのような線なのか。
東日本大震災から12年。祈りの心を自分なりのかたちにして行ければ。
東京の桜、16日の開花予想。やはり早い。
祖父母の代に使用していた石の研ぎ出し流し台が、土間の隅にある。採寸すると洗面所にピタリ。自分で取り付けてみよう。